秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
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「清掃の日」を考える

2010-09-24 15:24:04 | 建築日記
9月24日(旧暦8月17日 八白 赤口 丁寅)


こんにちは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

秋分の日の祝日となった昨日は、一日雨の天候でした。

墓参りは雨が弱くなった朝の時間帯に済ませ、外仕事を見合わせました。


今日は朝の冷え込みで、衣替えを待たずして長袖に腕を通しました。

現場で動いていると寒さを忘れますが、この冷え込みは10月下旬並だそうです。

秋をまたいで冬になるような今年の日本列島ですが、紅葉は夏に十分な日照があって木々の葉が生い茂ったこともあり、きれいなものになるという予報も出ています。

秋の深まりを感じながら、体調を崩さないように2010年の後半を楽しんでいきたいと思います。


今日は、「清掃の日」となっているようです。

1971年(昭和46年)に、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が施行されたことを記念し、厚生労働省が実施しています。

伝染病の予防をはじめとした公衆衛生の向上を狙ったものですが、産業廃棄物に対しては細かな取り決めがこの時点では無く、幾度かの改正とそれに伴う罰則の強化によって、現在に到っています。

1950年代半ばから、水俣病をはじめとする四大公害病などが社会問題化したこともあり、高度経済成長の「負」の面に対する関心が高まりました。

現在では、地球温暖化をはじめとする世界規模の気候変動も、環境に対して全員が考えるべき問題として顕在化しています。


とはいっても、いきなり大きなことはできません。

環境保全への取り組みは、一人ひとりの意識の持ちようが大切なことです。

小さなことでも、それが毎日継続できることであれば、たまにまとめて大きなことをするよりもずっと効果的ではあります。

出すゴミをなるべく少なくすることはもちろん、身の回りを片付けたりすることも良いかと思います。


廃棄物が出やすい仕事をしている以上、それを分別処分することには常に気を配っています。

たまに「もったいない」という気持ちにもなります。

昔の建築においては、骨組みの木材はもちろん、壁土なども再利用して建物をつくっていました。

断熱材やパネルなどをはじめとした建材を使った住宅は、断熱性や気密性、コストパフォーマンスなどに優れ、住む人も快適に過ごすことができます。

これからの建築を考える上では、伝統に学び、新しい工法も理解し、その上で再生可能な選択肢にも気を配ることが必要だと思います。

今日の「清掃の日」という言葉を目にしたとき、そういったことをあらためて考えました。

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