白露

９月８日（旧暦８月１日　六白　友引　辛酉）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日の雨は午後には上がり、多少の蒸し暑さを感じる一日となりました。

夜は半袖では肌寒さを感じるほどになり、外に出る際にはもう一枚薄手のものを重ね着したほうがよさそうです。


だいぶ日も短くなったように思えます。

また、旧暦の８月が今日から始まりました。

今晩は新月となり、半月後には満月へと向かいます。

この満月は「十五夜」となり、秋の長い夜を感じる時期となっています。


日中と朝晩の寒暖の差から、草に露が付く季節となります。

それを表す季語として、暦の二十四節気では今日から「白露」という節に移り変わっています。

二十四節気をさらに３等分する七十二候においても、「草露白し」という同じような意味の候となります。


寒暖の差は、果物などの実りのものにとっても重要との事で、甘みや色づきなどを良くするとの事です。

暑すぎる日々の続いた今年の夏秋は、農家にとっても大変な時期だったと思います。

冷夏も深刻な影響を与えますが、やはり程ほどの暑さ涼しさが求められると思います。


近年の天候では、いわゆる「普通の年」といったものが無く、異常気象の年が多くなっているように思えます。

地球温暖化に代表される、世界規模での異常気象が続いていることの一つの表れかもしれません。

それに対処することは、一個人の手に負えることでなく、また一国だけの問題でもありません。

ただ、この問題に関心を持ちつづけることは大事なことだと思います。

目先のことにとらわれず、１０年２０年先を見据える視点を磨いていきたいと思います。

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