鶺鴒鳴く

９月１３日（旧暦８月６日　一白　先勝　丙寅）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

朝方にゴロゴロとなる雷の音で目が覚めました。

今日も天候はあまりよくないようです。


今日から七十二候の「鶺鴒（セキレイ）鳴く」となります。

セキレイは秋の季語にもなっている小鳥で、尾をしきりに上下に振る習性を持っています。

漢字で書くと難しい字になりますが、古代には「にわくなぶり＝鶺鴒」と当て字しており、それを音読みしたものが「せきれい」となったそうです。

また日本書紀においては、イザナギ神とイザナミ神が結ばれる際にこの鳥が現われ、国産みへとつながったという逸話があり、結婚に関わる鳥として式場に描かれたりもするそうです。


スズメに近い種の鳥ですが、水辺の岩場などに生息し、「チッ、チッ」と高い声でさえずります。

日本にはキセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの３種が分布しており、まれに旅鳥として飛来する種類もあるとの事です。


ようやく気温も落ち着き、出かけるには良い季節となりました。

その際はちょっと耳を澄ませ、この鳥のさえずりを聴くのも良いのかもしれません。

ご機嫌なセキレイ　Bird with good mood




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