「みちびき」の成功

９月１２日（旧暦８月５日　二黒　赤口　乙丑）


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

昨日から早朝にかけて降り続いた雨も上がり、青空が顔を出しています。

窓を開けていると心地よい風が吹き、秋の落ち着いた天候といった形になりまｓした。


昨日の午前８時１７分、人工衛星「みちびき」を乗せたＨ２Ａロケット１８号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、３０分後に分離に成功したとの事でした。

今回でＨ２Ａロケットの打ち上げ成功は１２機連続となり、日本のロケット技術の進歩と安定を実証するものとなっています。


宇宙の話題では、７年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」や、金星探査機「あかつき」の打ち上げ成功など、今年は未来への希望を抱かせるようなさまざまなニュースがありました。

失敗続きだった過去の経験を生かし、こうした実績を積み重ねていくことは、そこに関わる人々の努力と、支援の結晶であると思います。

「みちびき」の役割は、アメリカの衛星測位システムのＧＰＳを補完するもので、現在のＧＰＳの日本における精度を１０倍以上高めるそうです。


ＪＡＸＡ　みちびき特設サイト


開発費・打ち上げを含めた今回の計画の事業費は、約７３５億円だそうです。

これが高いか安いかは別の話として、最近では国家予算の配分や使い道に付いてさまざまな議論がなされています。

科学技術などに関わる基礎研究や、未知の分野への開発研究については、短期的には効果と投資費用の回収といったものは保証できません。

しかし、資源の乏しい日本においては、こうした知的財産を高め保護していくことはとても重要なことだと思います。


お金の使われ方をチェックすることはもちろん大切ですが、目先の利益にとらわれて大局を見失うことの無いようにしてもらいたいと思います。

補助金やローンなどのご相談も承ります。
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