秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

二百十日の嵐と関東大震災

2010-09-01 11:27:00 | こよみ
9月1日(旧暦7月23日 四緑 大安 甲寅)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

9月に入っても、朝から猛烈な暑さが続いています。

東京都心の熱帯夜が過去最多となるなど、気力体力ともにつらい毎日が続いています。


昨日の秋田県内は、局地的な豪雨が各地で起こり、増田町の中でも落雷もありました。

せっかく直ったPCが壊れてしまう不安がありましたが、無事のようでした。

晴れ渡る空に広がる巨大な入道雲は、嵐の前触れですので注意したいと思います。


暦の上で、今日は「二百十日(にひゃくとおか)」となっています。

雑節の一つで、立春(2月4日)を1日目として210日目に当たる日をこう呼び、季節の変わり目として一つの基準日となっています。

この時期は台風などの嵐に襲われる恐れがあり、農業上では八朔(8月1日)、二百二十日(9月11日)と並んで凶日とされていますが、実際には統計上の特異日でもなく、俗説に過ぎません。


嵐とは関係がありませんが、今日は日本最悪の災害である「関東大震災」が発生した日でもあります。

87年前の1923年(大正12年)9月1日の午前11時58分に、神奈川の相模沖を震源としてマグニチュード7.9の大地震が発生しました。

10万人を超える死者・行方不明者と多数の負傷者、東京市(当時の呼称)内で6割の家屋が罹災し、官公庁や報道機関などの都市中枢に大きな被害をもたらしました。

台風も接近していたことから、火災は風に乗って大きく広がり、さらに当時は第21代首相の加藤友三郎が震災前の8月25日に亡くなっており、首相不在の状況で起こった大災害となりました。

人的・物的被害はもちろんのこと、第1次世界大戦終結後の不況下にあった経済は大きな打撃を受け、のちの「昭和恐慌」にまで続く長い経済低迷期をもたらすことになりました。


関東大震災の記憶を忘れることのないように、9月1日は「防災の日」となっています。

世界においても、日本は大地震が多く発生し、毎年多くの台風が上陸する地域となっています。

防災は都市や建物、設備の面でのハード面と、危機管理や避難計画といったソフト面の両面が不可欠となります。

ソフト面では、日頃の家族間での会話、近所づきあいといった身近な関係がいざというときに重要になってきます。

平時における情報収集、防災訓練といったものも積極的に身に付けておくべきです。

国土交通省 防災情報提供センター


私の住む増田町は、私が生まれて30年ほどは火災以外に大きな災害が無く、普段は防災に関する意識を忘れがちになってしまいます。

しかし、いつでも起こりうる災害に対する関心を持ち続け、周りにも呼びかけていきたいと思います。


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