ロシアのウクライナ侵攻が我が国にもたらしたものに、背広を着た「軍人」のテレビジャックがある。
彼らは、防衛省の「軍人」で、長年、仕事としてロシアの軍事や政治を「研究」しているのである。
背広を着て、あたかも「客観的」な立場のように発言しているが、その実は、防衛省の国民へのアピール戦略に乗っ取った発言である。
その内容を見ていると、ロシアと戦うウクライナに対しての支援は、全て許されるというものである。
しかし、ウクライナとロシアは交戦状態にあるのであり、その一方への支援は加担であり、もう一方からは敵対的行為と見なされる。
我々は、日本とロシアは海の隔ててであるが、国境を接しており、両国の間には、平和条約が締結されていないことを忘れてはならない。
今行われている日露漁業交渉も恐らく、何も解決せず引き伸ばされるに違いない。
プーチンの今回の行動は許しがたいものではあるが、同時に自国の国民を危機に曝すことのないようにすべきでもある。
そのために、あらゆる言動に、したたかさが求められる。
背広を着た「軍人」がテレビジャックをすることで、国民の耳目を欺くことがあってはならない。
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私は、千葉県東金市出身の落語家、柳家吉綠さんを応援しています。
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