笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

篠笛の大学院

2016-02-14 21:49:24 | 日記
我が家から歩いて10分の所に、「篠笛の大学院」が有ります。
別に、「大学院」と言う看板を出しているわけではありませんが、次のような内容から、私は、「大学院」だと思っています。


10年近く前から、公民館の二階の和室の大広間に、隔週土曜日の午後1時から5時まで開講されている「篠笛教室」で、15名近くの生徒が学んでいます。


生徒の殆どは、千葉県内の様々な篠笛教室で先生について、長年、篠笛を習ってきている方々が、各自の教室の他に、更にここに来て習っているのです。


先生は、篠笛の世界では名の知れたお二人ですが、ボランティアで引き受けてくださっています。


毎回、授業の最初に、六の音で息長く吹く(長音)を、約20分間繰り返します。
これは、曲を吹く前に笛に馴染むためだけでなく、長い曲をふいても息が続いて、かつ乱れないようになるためだそうです。


稽古は、二部構成です。


前半は、季節ごとに先生が選ばれた曲目を、15曲ほど続けて、全員で吹きます。(春バージョン、夏バージョン、秋バージョン、冬バージョン)


生徒のそれぞれの笛の経験にはバラつきが有りますが、毎回同じ曲を3ヶ月間繰り返して吹いていることから、いつしか綺麗な合奏になったいます。


約10分間のお休み時間は、誰かが持参する甘い物で、お喋りが賑やかです。


後半は、新旧の歌謡曲、映画やテレビドラマの主題歌、CMソングなどを吹きます。
通常の笛の教室では習えない、この「大学院」独特のものです。


現在は、この他に、課外教室として、「江戸囃子」の稽古があり、私はそこに参加して、4月の発表会に向けて指導して頂いています。


時々は、近くの方から頼まれて、「コンサート」もやりますし、忘年会などのイベントの楽しさが格別なのもこの「大学院」の特徴です。


お二人の先生とお世話して下さる幹事さんに感謝します。
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