笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

歌舞伎「神霊矢口渡」を観ました。

2015-09-27 21:50:57 | 日記
今日は、午前中の笛の教室をギリギリまでやった後、T先生と笛の仲間4人で千葉駅まで走って12時11分発の電車に飛び乗り、品川・蒲田で乗り換えて、下丸子の大田区民プラザに行きました。


地元の自治会連合会などのお世話で開かれる、歌舞伎「神霊矢口渡・頓兵衛住家之場」の上演を観るためです。


近くシンガポールに転勤するi君は、荷造りを途中にして会場で合流しました。


芝居の内容は、下丸子の近くに「矢口渡」と言う駅がありますが、今から650年前にこの地であったとされる、足利方と新田方の争いに絡んで起きた庶民の欲と愛を巡る悲劇の話でした。


演じたのは、秩父歌舞伎正和会です。

主役のお舟は、この劇団のリーダーでもある第十二代喜熨斗屋坂東彦五郎さんで、化粧と衣装、振る舞いが大変艶やかでした。


約2時間近い舞台でしたが、大道具、小道具、描き割り、黒衣の動きなど目に見えるスタッフばかりでなく、義太夫や下座音楽まで、本当に見事で、ずっと引き込まれ、満喫しました。


彦五郎さんは、笛の教室のT先生と一緒に、数年前に我が家の初釜にお出で頂いて以来、笛の教室の発表会や昨年末の秩父の火祭りなどで、何かとお世話になっていましたが、舞台を観るのは初めてでした。


素晴らしい女形ぶりでした。

脇役では、下男の六蔵役の坂本さんの細部まで心配りを感じさせる演技が良かったと思います。


幕が下りた後、T先生を先頭に、笛の仲間と楽屋を訪ねましたが、鬘を外して化粧落とし途中の彦五郎さんは、「やり切った」と言う充実した表情をしていました。

皆様、ありがとうございました。
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柳家吉録in 土気(千葉)

2015-09-27 12:51:29 | 日記
昨日の同級会は、痛風のことを考えてい2次会を遠慮しました。


夕方、柳家吉録さんが、土気のコーヒーショップで出前寄席をやるので、電話で空きを確認したら、2人分空いていると言うので、家内の運転で出掛けました!


つかみは、例の床屋の話で、座を和ましてくれました。


前半は、浴衣姿で、「元犬」と「番町皿屋敷」で、約30人で満杯の会場を大いに沸かしました。


中入りで着物と羽織りになり、後半は、「寿限無」と「真田小僧」でした。


後半の話は、私は初めて聞きましたが、「寿限無」ではいろいろな人物の話し方をしっかりと演じ分け、真田小僧では、息子の悪ガキぶりを良く演じていました。


寄席に比べてリラックスしている感じでしたが、「おもねり」も無く、話ぶりには「手抜き」が無く、とても好感が持てました。

成長を期待します。
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新しい笛の仲間が出来そうです

2015-09-27 09:08:55 | 日記
昨日は、昼から、銀座で、私が幹事をしている宇都宮高校の首都圏在住者の同級会でした。


全体の同級会は、30年位前から、毎年2月11日4時から、宇都宮のホテルの大広間を借り切って盛大に行われていますが、首都圏在住者のこの会は、今年で8回目です。
今年の参加者は22人でした。

その中に、一人、「実は、俺も篠笛を習いたいんだ」と言う人がいました。


彼、O君は、高校では合唱団で3年間みっちり鍛え、奥様は教育学部音楽科専攻、自分が海外勤務時代はクラブで歌ってアルバイトをしていたと言うほどの歌好きです。


カラオケに飽きて今は、都々逸などの俗曲にはまっているそうです。

「神奈川県大和市在住だが、近くに習う所がないかな」と言うので、つきみ野のカルチャーセンターの教室を紹介し、先ずは、見学を勧めました。


「楽譜を暗譜するのは、合唱団以来慣れている」とのことであり、「47抜きって知っている?」と聞かれたり、大の音楽苦手で笛を習い始めた私と違い、先生を困らせないことと思います。


しかもO君は、「出来たら、篠笛を自分で作りたいのだ」と言うのです。


彼は、日曜大工が高じて、その関係の会社までやっている器用さです。


八王子市教室で習っているF君といつか、三人で同期会で吹けたらいいなと思います。
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