笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

何か変だよ、千葉市

2014-01-25 11:58:16 | 日記

国全体で、1000兆円を超す借金があります。

その改善の一環として、消費税を上げます。(消費税自体は国税ですが、地方にも配分されます)
しかし、個別の行政になると、「それとこれとは、問題は別」とされて、相変わらず無駄遣いが改まりません。

今朝、散歩で見た光景もその一つです。

上の写真は、ある橋から見た下流の今朝の光景です。

川の中にダンボが入り、土をよけています。

その作業をしたあとは、川道が真っ直ぐになり、川の両岸は草もなく、黒黒とした土が剥き出しです。

やがて、川道の両側には、モルタルが貼られるようです。

下の写真は、その橋の上流で、工事をする前の光景です。

川の中には、50センチ位の緋鯉と真鯉が、数匹游いでいました。(写真でも川の中に少し赤いのが見えると思います)

川道を真っ直ぐにし、モルタルを貼ると、当然、鯉は住めなくなります。

この川には、鴨、鷺、川蝉など沢山の野鳥も住んでいます。

彼らも居なくなります。

殺風景な景色になるでしょう。

それでも、必要のある工事なら納得出来ます。

少しだけ残っている田んぼの水源にもされていません。

両岸に住宅が有るわけでもありませんから、数年に一度あるかないかの洪水も関係ありません。

首都圏の大地震とも関係ありません。(仮に土手が崩れても、水面の方がはるかに低いので影響が無いことは、先の震災で証明済みです)

おそらく、市の河川部が、「市内の全ての川道をX年計画で改修する」と、何年か前に決めたのでしょうね。

今の時代に必要か否かを改めて考えると、工事が減り、役所の担当部門が縮小されるので、自分で自分の首を締めることになりかねません。

そこで、淡々とやっていれば、先輩に睨まれることも無く、我が身も安泰と言うことでしょう。

その千葉市は、大きな財政赤字です。
コメント
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