あんパンちゃん

アンパンマンの作者、やなせたかしさんが94歳で亡くなりました。

「手のひらを太陽に」は、学生時代によく歌いましたが、この歌の作者だと言うのは、訃報で知りました。

実は、我が家にも「あんパンちゃん」がいました。

丁度、アンパンマンが始まった頃、我が家が仙台に住んでいた時の話です。

我が家の娘が3歳か４歳の頃です。

アパートの２階に住んでいましたが、娘がアパートの通路を通って我が家の玄関ドアを開けようとすると、「あんパンちゃん」と呼ぶ声が聞こえ、娘もそれに応えて「あんパンちゃん」と言っていました。

隣屋敷の小学生の娘さんが、真ん丸顔で頬っぺたを紅くしている我が家の娘がまるで「アンパンマン」に似ていると思ったようです。

我が家の娘は、それとは知らずに、「あんパンちゃん」と応じていたのです。

やなせたかしと同じ時期に同じ大学で学んだ義父は、娘を大変可愛がってくれましたが、今はあの世です。

合掌