今日は姫路の播州信用金庫本店にて講演をさせて頂きました。
テーマは、中小企業の事業承継です。
新時代経営研究会セミナーということで、100名を超える
経営者にお話させて頂きました。
以前も播州信用金庫のセミナーにはお伺いしたことがあり、
その時は「後継者育成道場」でした。
いわば、会社を“継ぐ者”が対象。
そして今日は、会社を“継がせる者”に対し、お話させて
頂きました。
◎会社経営はお金で始まり、お金で終わる
という中小企業経営の現実は事業承継でも直面します。
★自社株という経営権のシンボルでありながら、実体の見え
にくい資産をどう引き継がせるか?
★銀行借入の個人保証の問題を覚悟をもって背負わせること
ができるか?
つまり、「自社株」というプラスの財産と「連帯保証債務」
というマイナスの財産の承継が大変難しい問題として、
“継がせる者”と“継ぐ者”に降りかかってきます。
今日はこの問題の解決策について解説しました。
事業承継を語る際、「企業=公器」なんだから、血のつながり
は本来関係ないし、非同族でも優秀な人材に次期社長をバトン
タッチすべきという議論もよくなされます。
これは正論ではありますが、上場企業にはそっくりそのまま
当てはまっても、日本の99%を占める中小企業には必ずしも
通用しません。
経営者個人保証の問題が構造的に血のつながりがないと事業承継
できなくしている側面が確かにある。
ただ経営者個人保証という負の遺産を背負う覚悟を最終的に持て
るかどうかは、理屈を超えた世界があります。
それはまさに親子の“絆”。
この覚悟を“継ぐ者”が持てたとき、後継者が本物の経営者になる。
そして親子の絆を通じ、事業承継することが従業員との“絆”(雇用)
を守り、公器としての社会との“絆”を守ることにつながるのです。
講演会終了後、播州信用金庫の和田理事長から「良いお話だった」と
お褒めの言葉を頂戴し、恐縮の限りです。
私の持論に「社長業 = 究極のハイリスク請負業」というのがあり
ますが、経営は知力・体力を含めた全人格を包括した人間力の勝負。
お互い頑張っていきましょう!
テーマは、中小企業の事業承継です。
新時代経営研究会セミナーということで、100名を超える
経営者にお話させて頂きました。
以前も播州信用金庫のセミナーにはお伺いしたことがあり、
その時は「後継者育成道場」でした。
いわば、会社を“継ぐ者”が対象。
そして今日は、会社を“継がせる者”に対し、お話させて
頂きました。
◎会社経営はお金で始まり、お金で終わる
という中小企業経営の現実は事業承継でも直面します。
★自社株という経営権のシンボルでありながら、実体の見え
にくい資産をどう引き継がせるか?
★銀行借入の個人保証の問題を覚悟をもって背負わせること
ができるか?
つまり、「自社株」というプラスの財産と「連帯保証債務」
というマイナスの財産の承継が大変難しい問題として、
“継がせる者”と“継ぐ者”に降りかかってきます。
今日はこの問題の解決策について解説しました。
事業承継を語る際、「企業=公器」なんだから、血のつながり
は本来関係ないし、非同族でも優秀な人材に次期社長をバトン
タッチすべきという議論もよくなされます。
これは正論ではありますが、上場企業にはそっくりそのまま
当てはまっても、日本の99%を占める中小企業には必ずしも
通用しません。
経営者個人保証の問題が構造的に血のつながりがないと事業承継
できなくしている側面が確かにある。
ただ経営者個人保証という負の遺産を背負う覚悟を最終的に持て
るかどうかは、理屈を超えた世界があります。
それはまさに親子の“絆”。
この覚悟を“継ぐ者”が持てたとき、後継者が本物の経営者になる。
そして親子の絆を通じ、事業承継することが従業員との“絆”(雇用)
を守り、公器としての社会との“絆”を守ることにつながるのです。
講演会終了後、播州信用金庫の和田理事長から「良いお話だった」と
お褒めの言葉を頂戴し、恐縮の限りです。
私の持論に「社長業 = 究極のハイリスク請負業」というのがあり
ますが、経営は知力・体力を含めた全人格を包括した人間力の勝負。
お互い頑張っていきましょう!