不ニの法則

税理士としてお客様のお金の相談に乗っていると、つくづく感じるのが、バランス感覚
の大切さ。

世の中のコト・モノは全て二つの相対する極があり、そのどちらに偏っても、物事は
うまくいきません。

＊プラスとマイナス
＊長と短
＊男と女
＊陰と陽
＊客観と主観
＊物質と精神

これらも対立しているように見えながらも、微妙なバランスを取って存在しています。

これを仏教用語で「不ニの法則」といいます。



中小企業のお金の世界でも、この法則は生きています。

◎節税対策と銀行対策

◎会社のお金と社長個人のお金

◎今日のお金と将来のお金

◎手持ち資金と銀行借入残高

これらも片一方だけに偏ると、バランスが崩れてしまい、良い結果になりません。

二つの極は、二つとも同じ程度重要であり、どちらかに極端に走ることはどんな場合でも
得策とは言えません。



経営者の皆さん、バランス感覚を大切にしていきましょう！