ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

その仕事は必要“なし”

2010年10月12日 | 日記
ある社長さんから、今日オフィスに梨を送って頂きました。

大分県のとても美味の高級な梨。有難くスタッフ皆と分けました。

毎年この季節になると、この社長さんには梨を送って頂くのですが、
ほんとうにありがとうございます。



梨(なし)にあやかったわけではないですが、今朝のミーティングの中で、

★その仕事は必要“なし”

というテーマで共有化しました。

おやじのダジャレですいません!



これから年末にかけて、私たちの業界は繁忙期に突入していきます。

仕事のうえで当然「優先順位」は大切ですね。

ただ「あれもやれ!」、「はい、これもやれ!」と指示するだけでは仕事の効率化
は図れません。


そこで大切になるのが、

★劣後順位


これは「優先順位」とは対照的に、やる必要のない仕事、やらなくてもよい仕事を
明確にするという考え方です。

劣後順位の仕事をはっきりさせることができるのは、リーダーだけです。

もし現場の一般社員レベルでこれを判断させると、単なる手抜き仕事になる恐れ
があります。


やらなくてもよい仕事を明らかにするということは、裏を返せば、絶対やるべき仕事
を明確化できることにもつながります。


成果と直結する仕事「ベスト3」を現場に徹底させるために、劣後順位の考え方が
必要になるわけです。


絵を教えることにかけては天才といわれる、美術教師のベティ・エドワーズ氏は
こんなことを言われています。

「親指を描きたいなら、親指を描こうとしてはいけません。
 
 親指を描くなら、親指の周りの空間を描きなさい。」


この考え方は、劣後順位に相通ずるものがありますね。

現場の社員やスタッフに徹底させたいことがあるなら、単に重要な仕事をやるように
指示するだけでなく、やらなくてもよい仕事を明確に伝えることも大切ですね。

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