今朝の日経新聞にこんな記事がありました。
「豊かなアジア 埋もれる日本」
1人当りの国内総生産(GDP)で、アジアの新興地域が日本を急速に追い上げて
いるという内容。
台湾は今年日本を上回り、韓国も10年間で1.8倍になり、日本の水準に迫る
勢いだそうです。
そして、アジア経済の勢力図は、日本主導が崩れ、中国・インドなどが台頭する様相
とのこと。
日本人として日本国でビジネスをする者からすれば、悲しいですが、現実から目を
そらすことはできません。
日本経済の情勢がどうであれ、私たち経営者は会社を守らねばなりませんよね。
今日の記事が興味深かったのは、「1人当りGDP」が指標として用いられている
ことです。
これは国民の“豊かさ”の物差しであり、生活水準を示しています。
この指標を会社経営に応用すれば、
★1人当り粗利益
になるでしょう。
私は、この数字を儲けのバロメーターとして大変重要視しています。
何故なら、その会社で働く人間の“豊かさ”を示しているからです。
社員数が多いと、儲かっている会社のように見えます。
ただ実態の数字を見ると、それが錯覚であることがわかる。
そういうケースもあります。
例えば、
◎23人 vs 6人
の会社のどちらが儲かっているように見えるでしょうか?
当然前者でしょうね。
前者の会社は、社長・取締役会・営業部・管理部・設計部・製造部など組織図
もあります。
ただ両社とも年商2億円と同規模なら、話は違いますよね。
前者はいわば「過剰人件費」で、後者は「少数精鋭」ということになります。
前者のようなタイプの会社は、規模を拡大し、成長率を高め、世間の評価を高める
など、経営者が「成功」の指標と見るものは何でも追求する結果、落とし穴に陥り
やすい。
このような会社で働く社員は、今日の不況下で成果を出せなければリストラの対象
になりうるという強迫観念の中で仕事をしている場合もあります。
一方、社員数は少なくても、「1人当り粗利益」が高い会社の社員は誇りと安心感を
もって仕事をしています。
★1人当り粗利益 … 最低でも1000万円以上
これが会社で働く人間の“豊かさ”の死守ラインです。
ファイト一発!
「豊かなアジア 埋もれる日本」
1人当りの国内総生産(GDP)で、アジアの新興地域が日本を急速に追い上げて
いるという内容。
台湾は今年日本を上回り、韓国も10年間で1.8倍になり、日本の水準に迫る
勢いだそうです。
そして、アジア経済の勢力図は、日本主導が崩れ、中国・インドなどが台頭する様相
とのこと。
日本人として日本国でビジネスをする者からすれば、悲しいですが、現実から目を
そらすことはできません。
日本経済の情勢がどうであれ、私たち経営者は会社を守らねばなりませんよね。
今日の記事が興味深かったのは、「1人当りGDP」が指標として用いられている
ことです。
これは国民の“豊かさ”の物差しであり、生活水準を示しています。
この指標を会社経営に応用すれば、
★1人当り粗利益
になるでしょう。
私は、この数字を儲けのバロメーターとして大変重要視しています。
何故なら、その会社で働く人間の“豊かさ”を示しているからです。
社員数が多いと、儲かっている会社のように見えます。
ただ実態の数字を見ると、それが錯覚であることがわかる。
そういうケースもあります。
例えば、
◎23人 vs 6人
の会社のどちらが儲かっているように見えるでしょうか?
当然前者でしょうね。
前者の会社は、社長・取締役会・営業部・管理部・設計部・製造部など組織図
もあります。
ただ両社とも年商2億円と同規模なら、話は違いますよね。
前者はいわば「過剰人件費」で、後者は「少数精鋭」ということになります。
前者のようなタイプの会社は、規模を拡大し、成長率を高め、世間の評価を高める
など、経営者が「成功」の指標と見るものは何でも追求する結果、落とし穴に陥り
やすい。
このような会社で働く社員は、今日の不況下で成果を出せなければリストラの対象
になりうるという強迫観念の中で仕事をしている場合もあります。
一方、社員数は少なくても、「1人当り粗利益」が高い会社の社員は誇りと安心感を
もって仕事をしています。
★1人当り粗利益 … 最低でも1000万円以上
これが会社で働く人間の“豊かさ”の死守ラインです。
ファイト一発!