みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

ゴーン騒動と日本人の植民化

2018年11月21日 | 俳句日記


11月21日〔水〕曇り

今日は、終日わが社の事で市内を動き回った。
事を終えて帰途に着く頃は、既に日も落ち街は年末の装いとなっていた。
街を飾るイルミネーションは平和と繁栄の象徴。

ところが、街ゆく人は実に地味で華やかさのかけらも無い。
嬌声をあげてはしゃいでいるのは、若いインバウンド外国人ばかり。

それはそうだろう「ゴーンショック」は、働く世代のお父さんに労働の虚しさを投げかけた。
昭和40年代、50年代は汗をかくほどに家族の笑顔が楽しみであった。

企業の繁栄は。そのまま労働者の繁栄であり国家
国民の繁栄であった。
その頃企業の繁栄を支えていたのは、戦前戦中に銃を担っていた方々である。

彼らの努力の甲斐があって、日本は世界第2位の経済大国となった。
そんな社会を底辺で支えていたのは、日本企業の
90%を占める中小企業のおやっさんである。

このおやっさん達は、従業員を家族のように扱ってきた、日本の伝統的な価値観に従って。
いな、40年前までは大企業のトップでさえ、新人の初任給の10数倍程の報酬でしかなかった。

いつの間にこれ程の格差が付いてしまったのであろうか?答は簡単である。
独占金融資本主義に依拠するグローバリストの台頭である。

そう言う意味で、小泉純一郎と竹中平蔵はグローバリストに門戸を開いてしまった戦犯である。
特に竹中は彼らに送り込まれた仕掛人であった。
「金融の自由化」と言うトレンド言葉のもとに。

この度の「ゴーンショック」で明らかになったランキングがある。
役員報酬の10傑の中に日本人は三人しかいない。
他は、送り込まれてきた外国人ばかりである。

ソフトバンクグループは三人の役員が3.4.5位を占めている、まあ元々日本企業ではないのだが。
やはり、ブリジストンも支配されていたか⁈
このままでは、早晩日本も韓国化してしまう。

韓国は国際金融資本の植民地なのだ。
その事をよく覚えていてほしい。
共産革命が起これば中共の思う壺だ。
このままでは黒色テロが横行するかも知れない。

願わくば、大企業の株主と中小企業のおっさんに
頑張って頂きたい、社会秩序の安定のために。
国民もまた断固として植民になることを拒もう。
日本には、それが出来る蓄えと知恵が有るのだ。

〈冬の日や 胸張る時の 音聞こえ〉放浪子
季語・冬の日(冬)