塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り べんてんで辛みそ

2009-11-23 11:45:17 | 拉麺_09
 神宮外苑の銀杏の黄葉を確かめに、朝早く出かけてみた。まだ紅
葉には早いようだ。その後、高田馬場へ向かい神田川沿いのガード
レールに腰を落とす。待つ間も思いは、旨い塩を食べたい、ただそ
れだけ。
 暖簾が掛けられいつもの席へ、店内には限定「特製辛みそ拉麺」
850円の札が掛けられていたので、それを注文。器が登場するまで
の束の間の余韻に浸っていると、カウンターには湯気の立つ一杯が
目の前に。その表面は精緻で華やいだ気配が感じられる。それでい
て先鋭な香り立ちは食欲をくすぐる。清湯スープのみでタレは入っ
ていないので、辛みそを好みで溶いて召し上がれと田中店主。
 器の縁からスープを口に含み舌の上を転がしてみると、豊満な艶
麗がほとばしり風格までも漂わせている。チョイスされた辛みそで
味の濃淡が調整でき、清湯スープに馴染んでいく。この変化と昇華
した円熟味が素晴らしい。ブラボーのひとこと、ご馳走様。
神宮外苑の銀杏並木_11_23

街を巡る 川崎2_鶴見 大島八幡神社

2009-11-23 04:24:00 | 街巡り_09
 桜川公園を後に大島3丁目の「大島八幡神社」を目指す。この
社は、八幡太郎と名乗っていた源義家が前九年・後三年(1051
~87年)に勝利した際、大島村の農民が義家に兵糧を提供し、
そのお礼に創建されたという。ただし創建年は不明。
 この社には一風変わった狛犬が設置されている。狛犬が砲弾を
踏みつけているのである。これは、日露戦争の凱旋記念として奉
納された狛犬で、台座には明治39年(1906)10月、11代目飯
島吉六の作だという。
(川崎市川崎区大島2-16-1)
大島八幡神社

Weekendの麺処巡り 山頭火 専らつけ麺でつけ

2009-11-22 13:04:47 | 拉麺_09
 本日は今年の9月5日に旭川・塩拉麺の「山頭火」が新業態店と
してグランドオープンしたつけ麺専門店を訪れた。その名も「専ら
つけ麺」。山頭火のつけ麺店はここだけという。
 味は塩、醤油、味噌の3タイプあり、ノーマルからいろんな具材
を組み合わせたオリジナルつけ麺がメニューに載っている。塩味で
気になった「豆腐と揚げ」750円に盛り1枚100円を追加した。皿
に盛られた麺(1皿110g)はデフォで2枚付き、ゆるりと味わい
たいので麺だけで3皿登場と思いきや、1皿は合わせてあった。こ
のお盆の上の内容、圧巻である。
 麺は旭川の製麺屋から直送の特注麺で、中太で固めに茹でられて
おりコシもあり旨く、印象に残る。これにつけ汁は裏味に唐辛子が
漂い、後から辛味が口の中を追いかけてくる。豆腐や揚げがこのス
ープにピタリとマッチ。美味しく味わいながら頂いた。

らーめん山頭火 専らつけ麺
世田谷区北沢2-14-7  03-5431-0310
11:00~翌1:00 無休
メニュー  らーめん山頭火_専ら つけ麺

街を巡る 川崎2_鶴見 路面電車

2009-11-22 06:23:40 | 街巡り_09
 桜堀運河からコリアタウンに向かおうとしたが、そのまま北上す
る。桜川公園に到着すると、周辺の御年輩たちが広場に集まってラ
ジオ体操の真っ最中。それが終了するのを待って広場を横切り、公
園角の囲いの所まで来た。
 ここに、一昔前、川崎市街を走っていた路面電車が置いてあった。
1944年、川崎駅東口から東渡田5丁目まで開通。その後、運行距
離が延ばされ、1953年には塩浜駅まで総延長6.95kmまでになる。
1969年に路面電車は廃止。
 この公園に展示されている電車は、1922年製造で、1573号型
として東京で運行されていたもの。1947年に川崎市が当時31万
円で払い下げてもらう。この車両は当初、木造車で木部が腐食した
ため鋼板に改造し、702号車として展示されている。当時の改造費
は413万5千円だという。
(川崎市川崎区桜本1-14)
路面電車_2

Weekendの麺処巡り 玄で玄流塩

2009-11-21 14:30:49 | 拉麺_09
 11月24日の創業と伺っていたが、20日に仮オープンをされてい
た「麺創房 玄」。
 先ほど伺った麺処「ムーリー亭」は地下のお店、そしてこちらの店
も、地上の入り口は狭いが、地下に降りると意外と席数がある。ただ
し、換気が今イチなのか暑かった。
 さて、玄流麺880円のチケットを購入して席へ。田中玄店主と竹川
店長に仮開店お祝いの挨拶。そして登場した一杯、今まで幾度となく
拝見した“玄流麺”、見るからに食欲をそそる。そのスープがたまら
ん旨さ。塩味の角が丸みをおびでまろやか、いつものツンツンと刺す
ような塩気が和らいでいる。これこそ、玄のスープ。旨い。

麺創房 玄
新宿区新宿3-17-13-B1  03-3352-3753
11:00~?  
麺創房 玄

Weekendの麺処巡り ムーリー亭でムーリー麺

2009-11-21 14:25:42 | 拉麺_09
 いけ麺さんのブログで知った白金台の「ムーリー亭」へ伺った。
こちらの店名は“牡蛎”を中国読みをすると“ムーリー”となる
そうで、日本語での店名は“牡蛎亭”ということか。
 1階が厨房で地下がテーブルの客席、早速、「ムーリー麺」700
円を注文。今が旬の牡蛎をふんだんに使い、そのエキスから出汁が
とられたスープに注目。口に含むとそこはかとなく海の香りと、牡
蛎本来の滋味が溢れ出てきて牡蛎の姿はないものの、そのものズバ
リの旨味が堪能できる。器の縁に付着している灰汁が少々気になる
が、まあご愛嬌か。高橋製麺の特注細麺も良かったなあ。ムーリー
麺のスープが気に入った。ご馳走様。

ムーリー亭
港区白金台2-26-13  03-5422-8590
11:30~14:30、17:00~22:00 日曜定休日
メニュー  箸休め二品  ムーリー亭  いけ麺さん

街を巡る 川崎2_鶴見 桜堀運河

2009-11-21 04:45:16 | 街巡り_09
 JFEより首都高速高架下の道路を東側に進む。京浜工業地帯を南
北に「桜堀運河」(別名:桜川運河)があった。この運河は、水江、
池上、浅野の3運河の合流点で、長さ550m、幅50m、水深2~
4mあり、水面を見ると澄んでいてきれいだった。
 どん詰まりには船宿「つり幸本家」があり、釣り船が何艘も停泊
中で多くの釣り客を乗せて、まさにこれから東京湾に出ていくよう
だ。店頭の看板を見ると、イシモチ、アジ、イイダコ、マダイ、イ
ナダ、スミイカが釣果の予定とあった。釣り客の皆さんがここに帰
ってこられた時は、クーラーボックスのバンドがギッシリと肩に食
い込んでいることだろう。
(川崎市川崎区池上町9-12)
桜堀運河_2

街を巡る 川崎2_鶴見巡り アウマンの家

2009-11-20 06:26:24 | 街巡り_09
 先月、川崎の旧東海道の一部を巡ってきたが、伺えなかったとこ
ろを11月1日に訪れてみた。時間に余裕があったので、鶴見にも
足を延ばしてみた。
 JR鶴見駅から鶴見線に乗り換え、浜鶴見駅で下車。この辺りは川
崎市の重工業地帯で、訪れた日が日曜日だったこともあり、駅周辺
は商店街もなく閑散としていた。
 旧日本鋼管で現在のJFE工場敷地内に「アウマンの家」がある。
これは、明治45年(1912)の創業当時、ドイツから製造設備を
輸入する時にアウグスト・アウマンを職工長として他3名を招き、
その時に建てられた宿舎である。
 ドイツ人4名は、第一次世界大戦の勃発により1年で帰国するが、
アウマンだけは再び日本に戻り日本人女性と結婚し、1940年まで
この家で生活したという。現在は、レストランとして営業している。
家の正面には1918年に建てられた正門門柱が残っていた。
(川崎市川崎区南渡田町1-1)
アウマンの家_2

Weekdayの麺処巡り きびで葱そば

2009-11-19 16:33:48 | 拉麺_09
 午前中、本郷で打ち合わせ、昼を迎えたので神田小川町まで出
て「支那そば きび」へ伺った。何年振りだろう、久しぶりに暖
簾をくぐる。
 本日は冷たい雨の降る昼時で、身体も震えるほど寒い。そこで、
「葱そば・塩」850円を注文。ランチサービスで紫蘇おにぎり飯
がつき、いつものとおりカリカリ梅もお猪口に盛って登場。
 白髪葱の上には真っ赤な削り唐辛子がふりかけられ、見るから
に身体が燃え尽きそう。と思いきや、それほどの辛さはなく、い
い案配な塩味に仕上がっている。麺もスープも具も三位一体の素
晴らしい一杯だった。ご馳走様。
 お勘定を払う時、厨房の窓外からケンケンこと山浦健さんの顔
が。表に出て少し情報の交換を行うと、日暮里の「ぶらり」の店
主を卒業し、きび系列の店舗の見回りを渡辺店主に代わって行っ
ているそうだ。偉くなったみたいだなあ。
 さあ、午後は新富町で打ち合わせだ。
支那そば きび

街を巡る 川崎界隈_1 川崎大師

2009-11-19 06:22:35 | 街巡り_09
 本日の最後はやはり「川崎大師」へお参りに行こう。
 正式名称は「金剛山 金乗院 平間寺」(へいげんじ)。真言宗
智山派の大本山である。創建は大治3年(1128)、本尊は弘法
大師、文化10年(1813)に第11代将軍・家斉が厄除けに訪れ
たことにより“厄除け大師”の名称が広まったという。
 朝がまだ早いためか、山門を入り境内を見ても人はまばらで、
今まで訪れた中で一番ゆったりとお参りが出来た。仲見世の通り
も沿道のそれぞれの店は開店準備に忙しそう。
 川崎大師に居ることを家人にメールすると、早速、のど飴を買
ってこいと返事が来た。仲見世のどん詰まり・左側の飴屋さんで
購入するようにと、指定もついていた。
(川崎市川崎区大師町4-48)
仲見世