塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り すずらんで土鍋牡蛎

2009-11-02 13:27:15 | 拉麺_09
 Ktさんのブログを拝見していたら、渋谷の「すずらん」で10月
17日から秋の限定が始まっていることを知った。
 早速、半月遅れで伺うと、店頭の限定メニューに確かに「牡蛎砂
鍋麺」が張り出してある。宮城産生牡蛎の土鍋仕立てそばで、なん
と価格は2,500円と出ている。これは凄い一杯となるなあ。
 暖簾が出されて入店、いつものように一番奥の席に(ここは左側
のカウンターに少しスペースがありゆったりとなる)着席。厨房を
眺めていると、なにやら砂地の土鍋が取り出されて作業の奮闘真っ
只中って感じ。
 さあ、鍋蓋付きの土鍋の登場、自家製のXOソースと山切り檸檬
も添えられている。早速、フタを開けると猛烈な湯気の中に牡蛎が
ゴロンと卵でとじられて風味が立ち上がってくる。手延べ乱切り麺
が使用されており、牡蛎が幾つも入っている。この牡蛎の量が半端
ではない、十個程だろうか。凄いの一語、牡蛎づくしである。
 スープは牡蠣の味を生かすべく鶏ベースの塩味で絶妙。煮込みで
あるが、それほどくどくなくあっさりとして、いくらでも箸が進む。
途中で檸檬を搾りスープに混ぜると、柑橘の香りが立ち爽やかな旨
味に変化する。
 最後はスープを残した土鍋をカウンター越しに渡し、ご飯を入れ
て牡蠣雑炊にしていただいた。熱々でハフハフ頬張るのも楽しく面
白い。食べ終わった時の満足感は、牡蠣のフルコースを頂いたよう
に満たされていた。

Ktさん http://blog.goo.ne.jp/kt6119
砂地土鍋  牡蠣と麺  牡蠣雑炊  限定メニュー  ktさんブログ

街を巡る 東京の名水_1 芭蕉庵の湧き水

2009-11-02 05:36:51 | 街巡り_09
 心温まる鷺坂の湧き水から、神田川沿いを関口方面に遡上していく。
この辺りも神田川の橋巡りや坂巡りなどで、よく歩いたところだ。胸
突坂の坂下まで来て、関口芭蕉庵の開園時間まで数十分あったので、
坂の途中にある水神社(神田上水の守護神)の境内で小休憩。
 10時と同時に芭蕉庵の扉が開き、スタッフの方に湧き水の所まで
案内していただいた。そこは建物の裏側にあり、石をくり抜いた大き
な鉢にポタリポタリと水滴が落ちていた。少し口に含むと、この水も
甘露だった。スタッフの方に話を伺うと、1ヶ月前までは勢いよく清
水がほとばしっていたという。再度、訪れたいところである。
(文京区関口2-11-31)
湧き水_2  胸突坂