塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り 若松で特製_塩そば

2009-11-01 13:37:49 | 拉麺_09
 本日は川崎と鶴見の両区の街を巡り、最後に麒麟の麦酒工場・
「キリン横浜ビアビレッジ」の工場見学をし、出来たての麦酒を頂
いた。あとチョビットだけど新製品の「とれたてホップ」で喉を潤
せて、ほろ酔い気分で鶴見の麺処へ立ち寄った。
 2週間前に初めて訪れた「中華そば 若松」の一杯がとても旨か
ったので、あの味を再び味わいたく足を向けた。初めて訪れた時は
土曜日で終了間際だったが、今度は開店と同時の時刻で仕込まれた
上澄みのスープを堪能するため。
 特製若松の塩味880円を購入して席へ。特製はチャーシューが
増量され味玉がつく豪華版。
 スープを啜り舌に乗せたときの妙味ときたら、とてもまろやかで、
そして深遠で円熟な堂々とした風格が伺われる。それに、豊満な艶
が感じられ、これは素晴らしい一杯だ。脱帽である。

中華そば 若松
横浜市鶴見区鶴見中央3-1-6
11:30~14:00 土・日・祝~15:00 水曜定休日
スタウト  一番搾り  中華そば 若松

街を巡る 東京の名水_1 鷺坂の湧き水

2009-11-01 03:38:25 | 街巡り_09
 大日坂からさらに小日向の西の路地を進むと、「鷺坂」がある。
 この坂上の高台に旧関宿藩主、久世大和守の下屋敷があり、地元
の人は「久世山」と呼んでいる。この地には堀口大学や三好達治、
佐藤春夫が以前住んでおり、彼らが山城国・久世の鷺坂と結びつけ
坂の名前をつけたといわれる。なかなか、趣のある坂だ。
 坂下の石碑には堀口大学の父親・九万一(外交官)の揮毫により
詩が刻まれていた。
 「山城の 久世の鷺坂神代より 春ハ張りつつ 秋は散るけり」
 坂下から北側に整備された土手があり、その下にステンレスの器
が置かれた光景が目にとまった。これが「鷺坂の湧き水」。チョロ
チョロと土手に差されたホースを伝って水が流れている。
 脇には、たばこの吸い殻をすてないようになどと書いた札があり、
一抹の不安はあるものの、ホースを伝って流れ出る水を手ですくい
口に含んでみた。甘露な清水だった。
(文京区音羽1-2-11)
鷺坂_1  鷺坂_2