当時の「蛇も蚊も」祭で使用する萱の大蛇は、道念稲荷社で雄を、
原の神明社で雌をそれぞれ造られており、現在は稲荷社で3体、神
明社で2体造られている。町内を練り歩いた大蛇は、神明社の境内
で焼かれてフィニッシュとなり、1992年にこの祭は横浜市指定の
無形文化財になっている。
原の神明社の本社は、保土ヶ谷区神戸町にある神明社の末社(38
社ある)のひとつ。こちらの社の境内は公園にもなっており、その
一角に「蛇も蚊も」祭をモチーフにした大蛇の造形物があった。実
際に本祭を観てみたいなあ。
(横浜市鶴見区生麦3-13)
石碑 蛇も蚊もの造形物