塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 太麺堂で太くまったり

2009-11-11 21:42:19 | 拉麺_09
 本日、高田馬場で創業し今年12月の晦日、50日という短期間で
終了する麺処「太麺堂」に伺った。
 浅草開化楼の営業マン・不死鳥カラス氏と福岡で営業されている
「麺劇場 玄瑛」の入江瑛起店主のコラボ店で、開業の主旨はなん
と「太い」にあるという。日経新聞に載っていた記事では、自信が
“シ太い“といった自己主張する太宣言をすると料金の割引がある
という。
 メニューは一品のみ「太ラーメン」800円。早速、太宣言をして
650円に。着席すると同時に、これまで限定麺時にお会いしたこと
のあるいけ麺さんと遭遇、席が隣となり四方山話で盛り上がる。
 さて、登場した器の中は、百花繚乱の言葉がピッタリの華やいだ
具で豪華な彩り。注目の麺は切り刃12番という極太い迫力もの、
これに豚骨と魚介を併せたスープということで、口に含んでみると
豊富な食材の基源が幾重にも感じられる。スープを啜っているだけ
で和らいでまったりとしてくるから不思議。茶色く濁ったところは
強烈に旨さをアピールしてくる。今までお目にかかれなかったスー
プと麺の組み合わせ、素晴らしい一杯だ。
 店を後に馬場の駅に向かう途中、べんてんの田中店主とばったり、
短い会話にもかかわらず情報をいっぱいいただいた。

太麺堂
新宿区高田馬場1-4-18
11:30~15:00、17:00~21:00 月曜定休日
営業は2009年12月30日まで
傾奇者の粉袋  太麺堂  いけ麺さん

Weekdayの麺処巡り 大山で海老塩

2009-11-11 15:23:50 | 拉麺_09
 ランチタイムをパスして、八重洲で午後イチの打ち合わせ。短時
間で終わり、神田へGO。遅い昼食になるが、外堀通りに面した麺
処「らあめん大山 神田店」の暖簾をくぐる。
 こちらは2008年5月12日に開店しており、その頃以来の訪問で、
当時は「神デラ」という9種類の香辛料を使用したスパイシーな一
杯を頂いたなあ。
 で、本日は「海老塩デラックス」980円にした。こちらの海老は
駿河湾で獲れた桜海老のかき揚げが絶品で、塩拉麺に絶妙に相まっ
て旨い。細麺と平打ち麺のどちらか選択できるので、平打ち麺でオ
ーダー。厨房の奥ではリアルタイムに桜海老を揚げる油の跳ねる音
が響き渡り、食欲を高めてくれる。
 以前、川崎のお店で頂いた時は、桜海老のかき揚げが別皿で登場
したものだが、器の上に直に乗っかった一杯もワイルドで良いもの
だ。香りといい、スープに馴染んだ桜海老、よかったなあ。また頂
きたいなあ。

らあめん大山 神田店
千代田区内神田1-9-10 03-3292-9557
朝の部 8:00~10:00、昼の部 11:00~15:00、
夜の部 17:00~22:00、土曜日 11:00~20:00 日曜定休日
券売機

街を巡る 川崎界隈_1 真福寺の庚申塔

2009-11-11 06:23:56 | 街巡り_09
 続いて旧東海道から路地に入り真福寺を目指す。道すがら黒いス
ーツをビシッと決めたおじさん達が店頭に立っている姿が飛び込ん
できた。電柱の住所表示を見ると「堀之内」と出ていた。ああ、そ
うか、ここが有名な“カワサキ○□☆街”なんだ。
 “重役室”“奥の院”などと意味深な店名と派手な色彩の看板に
囲まれた、どえらい所の一角にある真福寺は、朝が早いのか固く門
が閉じられていた。それでも門の外からお目当ての塔を拝むことが
出来た。
 それは、川崎市内最古級(寛文5年・1665)という「庚申塔」
がある。高さ221cmと大型の庚申塔は、阿弥陀如来立像が半浮彫
りされている。塔の前にある石造の香炉も貞享5年(1688)の年
号が彫り込んであり、こちらも古く価値のあるものだ。
 現在の堀之内、そして阿弥陀如来が鎮座している光景、遠い江戸
の頃には考えられない組み合わせが時代を反映している。
(川崎市川崎区堀之内町11-17)
真福寺