塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 麺屋武蔵でコラーゲンボール

2009-11-13 20:55:15 | Weblog
 西新宿の「麺屋武蔵本店」、何年ぶりだろう、久しぶりに伺った。
S谷さんのブログ「日々是好麺」で拝見した1日限定10食、夕方
6時から提供されている「こせがれ豚骨らーめん」800円を頂きに
訪れた。後で伺うと、いつもは20時頃までは残っているとのこと。
 注目は別皿で出される2色の“コラーゲンボール”で、見た目も
鮮やかで飴玉を眺めているようだ。これをスープに浮かべて溶いて
食してみると、コラーゲン自体に味も風味も付いていないが、スー
プが和らぐようでまろやかになっている。橙色玉は紅生姜、飴色玉
は柚子の素材がそのまま包み込まれており、それぞれの味が口の中
に広がり面白い主張をしてくれる。
 また、特大のチャーシューは、まるでレア状態のローストビーブ
風で、フォークとナイフが必要なほどフレッシュで噛み切れない。
 コラーゲンボールといい、レアチャーシューといい、こんなとこ
ろも麺屋武蔵ならではの、楽しみながら味わうという遊び心いっぱ
いの演出なんだろう。一時の休息を得られたようだ。大いに満足。
麺屋武蔵本店  S谷さん

街を巡る 川崎界隈_1 六郷の渡し

2009-11-13 06:25:54 | 街巡り_09
 さて、多摩川まで来て「六郷橋」を眺める。長さは443.7m、
幅は34.4mあるという。初代の橋は、慶長5年(1600)に家康
が六郷大橋を架けさせた。当時は両国、千住の大橋と共に“江戸
三大大橋“と呼ばれた。
 時代と共に新しい橋が架け直され、貞享5年(1688)の大洪
水により橋は崩壊し、その後橋は再建されず渡船渡しとなって、
「六郷の渡し」が設けられている。明治7年(1874)に鈴木左
内が資財を投じて“左内橋”を架けるまでの186年間、橋のない
状態が続いた。
 当時の渡し賃は、渡る人の70%が無料だったという。それでも
30%の人たちから徴収した渡し賃だけで年間500両あったといわ
れるから、東海道は相当多くの往来で賑わっていたことが判明す
る。また、このおいしい渡船権は当初、六郷側の八幡塚村にあっ
たが、幕府は川崎宿を助けるために宝永6年(1709)川崎側に
与えている。
 現在架かっている新六郷橋は1997年に完成・完了し、欄干に
は渡船のモニュメントが置かれ、川崎側詰めには明治天皇六郷渡
御碑がある。この橋は、正月恒例の箱根駅伝で有名だ。
(川崎市川崎区本町2)
モニュメント_2  明治天皇御幸記念碑