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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り べんてんで肉そぼろ

2007-12-01 11:34:55 | 拉麺
 早朝に築地場内に伺った。麺処を廻り、その後、神宮外苑の
銀杏の色づきを確かめたかった。向かおうかためらった時、昨年も
同じようなことを考えていたと、ふと思い、毎年同じことを考えて
いるもんだと、ため息が漏れた。銀杏はもう数日、待つことにする。
銀杏は葉っぱの散り際が、艶やかなのである。
 さて、どうするか。まずは馬場のべんてんを目指した。
気温もそれほど低くなく、風もないので、待つのは苦にならない。
いつものとおり塩拉麺の麺少なめと味濃い目800円をオーダー。
 田中光勝店主も元気いっぱい、「今日はコレ、肉そぼろ」と
声がかかる。カシューナッツや椎茸を和えた肉そぼろ、これを器に
盛られる。なるほど麺に合いますゾ。スープが辛ければ担々麺か。
 さらに本日のサプライズは、いつもの常連さんが自宅の庭から
お持ちになった柚を、皮を削いで香り付けにトッピング。塩には
ピッタリのアクセントになった。また、塩を濃い目にしたので、
他の具の味が薄らいだようだった。
 それでも、べんてんの塩、本日も旨い一杯だ。


Weekendの麺処巡り 築地も師走

2007-12-01 06:39:21 | 拉麺
 本日は、朝イチで築地場内を目指した。
市場の喧噪を横目で見ながら、向かった先は「やじ満」。
 オッ、居ましたよ、翁スミーアリーゴ'Sのメンバーが。
本日の会話は、油の高騰で市場に入ってくる現物の取引も
少しずつ上がっている、ぼやきに近い掛け合いが行われていた。
これも、築地の風物詩・師走である。
 さて、接客の方には、牡蠣拉麺の麺堅でオーダー。
奥の厨房では3名の調理人が、お互いの持ち場を巧みにこなし、
市場の男衆の飯を作り上げている。その作業を見るのも、
また楽しい。
 本日の牡蠣も、スープも、具も全て満足。暖まる一杯だった。
やはりここは、麺は堅めにオーダーした方がいい。この師走、
ここにはあと、数回足を運ぶことになるだろう。

Weekendの麺処巡り 甲殻類の旨味が凝縮

2007-11-25 13:42:23 | 拉麺
 正午の時間とともにがんこ総本家に入店、一条安雪家元の
講釈を聞く。これもメニューの一部なのである。
 甲殻類、特に上海蟹の悪魔時は、多くの具を必要としない。
よって、本日の悪魔肉はなし。スープの表面には少しの脂が
浮かんでいる。スープをおもむろにゴクゴクと豪快に啜る。
プハーッ、蟹の風味を、ふんだんにワイルドに味わえる、これ
こそ悪魔。塩っ気味は、そのレベルまで達していないので私的
麺の名は“魔女の囁き”としておこう。麺は太麺で、このスープに
ピタリとマッチ。旨い一杯だった。


Weekendの麺処巡り がんこ総本家で悪魔

2007-11-25 13:33:08 | 拉麺
 本日の午前中、江東区の深川~清澄界隈を巡ってきた。
松尾芭蕉所縁の地など興味ある処が多く、充実した午前中
だった。そのレポは、現在行っている本駒込界隈の街巡りが
終了次第、行う予定。
 さて、池袋を目指した。第4日曜日とあれば、がんこ
総本家の“悪魔の日”である。池袋に移ってこられてから、
以前と比べて悪魔度も幾分レベルが下がり、“魔女”いや
“悪魔の入り口”の塩っぱさで、万人受けする優しい悪魔に
なっている。
 本日は、上海蟹を8kg使用したスープで提供される。
さあ、いつもの常連さんも続々登場し、開店を待つ。

アミーゴさん  BUSHさん   FILEさん

Weekendの麺処巡り 七彩で鶏白湯つけ麺

2007-11-24 13:28:18 | 拉麺
 べんてんの後、1ヶ月以上ご無沙汰していた都立家政の
「麺や 七彩」に伺った。こちらは、つい先日、タウン情報
誌の拉麺ランキング部門で「最優秀新人賞」を獲得された
そうで、連日行列の多い店となってしまった。もちろん、
そのような名誉ある賞を受賞されなくても、味はピカイチで、
誰もが納得する品を提供されており、すでに名店舗である。
 一日100食分の自家製麺の提供で、店仕舞いも早い。
近頃では、5時頃伺っても閉店している状態だ。
 鶏白湯麺&つけ麺820円と“あれ”100円の食券を購入。
まずは、白湯麺を2タイプの塩で麺の素を味わう。続いて、
つけ汁につけて頂く。角煮状態のチャーシューは箸を持って
くればつかめないほど柔らかい。ほどよく進み、つけ汁を
白湯麺の器にぶちまけてかき回す。これで拉麺になった。
楽しみながら頂く麺である。


Weekendの麺処巡り べんてんで牡蠣

2007-11-24 13:21:08 | 拉麺
 築地を後に、某所でやじ満のレポをブログにアップし、馬場の
べんてんに向かう。
 昨日とは打って変わって、風がなく気温も高めで、待つのも
楽だ。すると、まだ8時にもならないのに田中光勝店主が登場。
スタッフが腰痛なので、フォーメーションがいつもと変更され、
早出とのこと。
 仕込み前に、店頭で少し話が出来た。本日の筑地の話をすると
「今日は牡蠣と椎茸のうま煮を出すよ」と、リップサービス。
 本日も塩拉麺800円を麺少な目で注文。もちろん牡蠣もお願いし、
昨日の味噌の残りも乗っけていただいた。さらに、牡蠣エキスも
注がれ、牡蠣塩拉麺とあいなった。
 本日のスープは全ての具にも合い、旨い。牡蠣は本来の厳味が
本体からあふれ出てくる。広島産牡蠣を約80個使用されたそうだ。
味噌は、昨日と同じように先に器の底に沈め、最後に味わう。
牡蠣の塩&味噌、旨かった。


Weekendの麺処巡り 築地のやじ満

2007-11-24 06:40:23 | 拉麺
 ホリディ2日目は、朝イチで築地場内を目指す。といっても
食材の買い出しではない。年末恒例の買い出しは、12月22日か
29日(築地最終日)あたりに伺う予定。本日は、牡蛎拉麺を
頂きに、「やじ満」(やじま)に向かった。
 いつ伺っても、早朝の築地は活気がある。もくもくと仕事に
取り組む男衆の背中が輝いている。こちらにも元気が飛び移る
くらいの光景である。ターレがびゅんびゅん通り過ぎる。
 さて、やじ満の扉を開け入店。築地の親父達が一時の安らぎを
求め、メシをかっ込んでいる。私もその一人に加わる。
本日もいつもの接客担当のお姉さんがいなく、おばさんの方である。
それでも顔を覚えて頂いているようで、私が注文する前に
「いつものですね~」と声をかけてくれた。うなずくと同時に
厨房に向かって「牡蛎拉麺、麺少な目、麺堅」とオーダーが飛んだ。
 ここは、コップ水でなくドッシリとした湯飲みに入れた熱い
お茶が出てくる。深々と冷えた身体に、これは良い。
 牡蛎拉麺900円が登場。このスープが牡蛎の旨味のお汁を
たっぷりと含んでいるようで、なんとも形容しがたい歓びが
溢れ出てくる。この一杯に至福のひとときを感じてしまう。
本日も旨い牡蛎拉麺であった。


Holidayの麺処巡り がんこ総本家で鶏白湯

2007-11-23 13:53:41 | 拉麺
 べんてんの後、少し本屋で時間をつぶして、池袋へ向かう。
がんこ総本家が変則的なSP麺を提供するという。先日、失敗
スープの時に店内に張り出してあった。そうそう、11日の
スープ失敗の基は、椎茸の入れ過ぎであったと、麺友からメー
ルが来た。椎茸の出汁は、少なくても多くてもいけないのだ
そうで、多すぎると修正・バックアップが不可能だという。
 また、当日は出汁を作り直して2時半頃から通常メニューと
して開店されている。しかし、私は食べられなかった。
 そこで、本日はリベンジと相成った。濃厚・鶏白湯麺が提供
される。総本家での鶏白湯麺は初めてだろうか、と思ったが、
総本家がこの地に移ってきた初日に鶏白湯が提供されている。
私は覚えていない、ということは食べていないのだろう。
 本日の鶏白湯、特製のマー油がかけられ3分の1ほど茶色く
なっている。スープを頂く。懐かしい味がする。魚介類の
複雑な風味も感じる。鶏の白湯スープがなりを潜めている
ようだ。なんだろうこの味は・・・。
 我慢できずに、一条安雪家元に伺ってみた。すると家元
曰く「あんまり見せたくはないが、これ、牛骨をスープの
ベースに使っている」と牛骨を見せていただいた。
なるほど、懐かしい味のするスープだった。旨かった。
 12月9日のSPの食材は決まっていない。23日は悪魔、
24日は味噌拉麺の提供がカレンダーに記入されていた。


Holidayの麺処巡り べんてんで味噌と豚足

2007-11-23 13:46:32 | 拉麺
 先週末は岐阜の山奥に行っていた。低気圧が日本列島を通過
した模様で、日曜日、帰宅途中の中央高速の小淵沢辺りで雪が
舞っていた。11月に雪を見るのは、以前、北海道に行った時
以来である。
 さて、本日、勤労感謝の日、馬場のべんてんへ伺った。
徐々に寒さが増してくる日々である。今年も残すところ
1ヶ月とちょっと。元旦の特製拉麺も近づいてきた。
 いつものとおり、常連さんと麺談義に花が咲き、厳しい寒さも
忘れさせてくれる。お互いの情報交換には良い待ち時間である。
 本日も塩拉麺800円を麺少な目で注文。
すると、田中光勝店主から「豚足と味噌があるよ」の声がかかる。
もちろん入れて頂く。麺少なめでも、これにサービストッピングの
野菜炒めが盛られ、器の中は豪華な彩りを見せている。
 本日の味噌は、いつもとタイプの違うものが使用されていて
濃く塩辛い。そこで、この味噌は器の底に沈めて、最後に塩から
味噌スープにして頂いてみた。
 豚骨は、前回のものよりあっさりとした味付けで、塩のスープに
良くあい旨かった。少し八角の風味が強いかな。
毎回サプライズがあるべんてん、毎回入店するのが楽しみである。