goo blog サービス終了のお知らせ 

塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り ぶっこ麺の釜揚げつけ麺

2007-11-17 21:35:51 | 拉麺
 続いて釜揚げつけ麺が出てきた。出てくるタイミングが良い。
まず、釜揚げ麺から出てきた。器の中にはうどんの麺より少し細い
麺が、たっぷりの湯の中で泳いでいる。先ほど頂いた塩拉麺の麺
より太く、喉ごしはつけ麺の方が断然良い。
 つけ汁は濃厚だ。ベースはしょう油とも味噌とも区別つかず、
食べ進むうちに味が濃くなってくる。たぶん器の底に隠し球が
潜んでいると感じた。不思議なつけ汁である。
 このつけ麺は、単独で頂く方が味の深みが判るようだ。
今度来る時は、昼にしよう。この麺も“元気自家製麺”である。
 お勘定の時に、若手の二代目だろうか、「前回もお見えに
なりましたね」と声をかけられた。これは、嬉しいね。

ぶっこ麺らーめん
岐阜県多治見市太平町1-14-1
11:00~14:00、18:00~21:45 月曜定休日
0572-25-8595


Weekendの麺処巡り ぶっこ麺らーめん

2007-11-17 21:29:19 | 拉麺
 本日は、岐阜県瑞浪市の山中に、仕事で伺っている。
宿泊は隣の多治見市である。多治見といえば、旨い麺処がある。
「ぶっこ麺らーめん」である。こちらは、今年の4月にも伺い
塩拉麺を頂いた。地元はもちろんのこと、他県からも訪問者が
後を絶たないといわれるほど、繁盛している店である。
 早速、夜の部に伺った。
こちらの店は、店頭の右脇の通路から店の奥にある入り口から
入店。食べ終わると料金を払い、正面玄関から出ていくという
一方通行の店である。並びのある時は、店脇の通路に椅子が用意
されており、立ち上がれば厨房での作業が眺められるという、
隠し立てなしの全方位店である。
 魚だし麺塩680円と、釜揚げつけ麺800円を注文。
煮干しの優雅な味を醸し出しているスープに、“元気自家製麺”が
ユニークな食感で箸が進む。白キクラゲが入っており、こちらも
楽しくなる食感で面白い。
 こちらの塩の特徴は、小海老(桜海老)がポイントである。
小海老は煎ってあり、香ばしい海老の風味が全体を包んでいる。
それにトッピングされた具も、それぞれ個性があり麺全体を
盛り上げている。旨い一杯だった。


Weekendの麺処巡り まるきゅうで煮干し

2007-11-11 14:38:26 | 拉麺
 がんこ総本家でSP麺が頂けなかったので、急場しのぎのため、
がんこ常連さん3名と塩そば専門店「まるきゅうらあめん」へ
伺った。
 並んでいると店主が挨拶に来られ、「煮干し塩を作りますが、
食べますか?」と声をかけられた。メニューにはない品なので、
ぜひ頂きたい旨の返事をして待った。
 ここの塩も大好きで、時々食べに来ているが、煮干しは初めて。
さて、煮干し塩拉麺700円の登場。見るからに旨そうだ。
スープを頂くと、煮干しの風味が喉の奥をくすぐり、口の中で
小躍りしている。これは旨い。麺は浅草開花楼の特注麺で、
この煮干し塩のスープにピッタリ合っている。
 この煮干し塩をメニューにあげられても良いのではないだろうか。
旨い一杯だった。

塩そば専門店 まるきゅうらあめん
豊島区東池袋1-27-5
11:00~16:00、17:00~スープ切れまで
日曜 11:00~スープ切れまで
金・土曜は鶏白湯麺
03-5952-2500


Weekendの麺処巡り がんこ総本家でスープ不作

2007-11-11 14:35:41 | 拉麺
 本日は、午前中を利用して本駒込界隈の「街を巡る」をしてきた。
そして昼前に池袋を目指す。第2日曜日、がんこ総本家のSPディで
ある。前回の予告どおり、“大山鶏”を使用した和風しょう油拉麺が
提供される。
 いつものとおり開店を待っていると、総本家大好きな常連さんが
続々登場。拉麺談義に華が咲く。ところが、この後、総本家では
過去3回あったという大きな問題が発生していた。
 なんと、スープが失敗したと、一条安雪家元本人が並んでいる
皆の前に来て話された。とりあえず、その失敗スープを飲ませて
もらったが、煮干しの風味が良く、日本蕎麦の出汁のような味の
一杯だった。これで麺を入れて頂いても充分いけると思われるが、
これが一条家元のこだわりなんだろう。
 随分昔、がんこ八代目でもスープをこがし、開店しなかった
その場を経験しているが、その時以来の出来事であった。

 さて、11月23日の勤労感謝の日は「濃厚鶏白湯麺」が、25日は
“上海蟹”8kgを使用した「悪魔」麺が提供される。
こちらに期待しよう。


Weekendの麺処巡り やじ満の牡蛎

2007-11-10 06:43:20 | 拉麺
 そろそろ、都内の樹木も紅葉が始まる。赤や紅、黄色と
徐々に艶やかに染まっていく。今年はどこの紅葉スポットを
愛でに向かおうか、悩みもつきない。
 さて、先日の5日、日本海ではズワイガニ(松葉蟹)の解禁日
だったという。もちろん立派なオスの身や味噌も旨いものだが、
私は香箱蟹(メス)が好きだ。身はオスの3分の1しかないが、
深みの味がする。それにお値段もとっても安い。
 蟹は、年末にでも丹後や越前に赴いた時に賞味しよう。
本日は、築地場内へ一直線。魚がし横丁8号館の「やじ満」だ。
接客のお姉さんに、すっかりと顔を覚えられ、店に入ると同時に
「おはようございます」の挨拶が帰ってくると思っていたが、
今日はおばさんの接客担当だった。少しがっくり。
まずは「牡蛎拉麺、麺少な目」900円を注文。
 早朝のやじ満は、観光客や旨いモノ巡りのグルマンは、まだ見か
けられず、市場内で働く猛者達ばかりが、ひと仕事終えた 後?
に、遅い朝食をかっ込むスポットである。私もこの時間帯(5時台)
では、よそ者なのである。
 こちらの牡蛎拉麺、もちろん新鮮でプリプリ肉厚なソテー
された牡蛎も魅力であるが、スープも大好き。冷え込んだ早朝
には、牡蛎の旨味がたっぷり染み込んだ熱熱のスープがジンワリと
暖めてくれる。

Weekdayの麺処巡り 麺屋 海神

2007-11-09 21:47:01 | 拉麺
 11月11日は「麺の日」だそうだ。あまり意味はないが本日、
午後7時半過ぎ頃、新宿の「麺屋 海神」(かいじん)へ伺った。
この店は、2004年に西池袋でグランドオープンし、06年2月に
閉店。約1年間のブランクを経て、今年10月、新宿3丁目に移転
して営業を再スタートさせている。
 毎回違った魚のあらを使ったスープを提供する店で、なかなか
ユニークな発想とアイデアをウリにしている。あらは、毎日仕入れる
魚によって変わり、5~6種の魚が使われている。
 さて、本日のあらは、“イサキ、ヒラマサ、鱈、鯛、鮭”の5種の
魚の名前が奉書に墨で大きく書かれて、店内に張り出されていた。
“あら炊き塩らあめん・焼きおにぎり付き”850円を注文。
器の中は至ってシンプル、鱈と海老のつみれに、鶏のつくねが
入っている。また、茗荷、針茗荷、糸唐辛子、大葉、白髪ねぎが
盛られており、口の中でこれらの薬味が小踊りして楽しい。
 ほんの少し魚の生臭い風味が感じられるが、ほぼ問題なし。
なるほど、あら炊きスープに細麺、旨い一杯だった。

麺屋 海神
新宿区新宿3-35-7 さくらんビル2F
11:00~23:00 無休
03-3356-5658


Weekendの麺処巡り 鈴鹿の上三珍

2007-11-03 19:09:04 | 拉麺
 今週末は、仕事で三重県鈴鹿市に来ている。
夕方からスタッフと、明日の取材の打ち合わせを兼ねて晩飯タイム。
そこそこ、アルコールも入りほろ酔い気分で平田駅裏にある
麺処を訪れた。「上三珍」(かみさんちん)である。
 鈴鹿に来ると、時間があればよく立ち寄るお店で、年に数回しか
伺えないのに、店主は私のことを覚えてくれている。
「今日は、サーキットで仕事ですか?」なんて声がかかる。
早速、塩拉麺580円を注文。
 見た目は、なんてことはない普通の拉麺であるが、スープを
啜ると、深い旨味が感じられる。自然な旨味である。嫌みもなく
足すことも、引くこともないナチュラルな塩味である。旨い。
盛られた具も、それぞれを主張せず、スープを盛り上げている。
麺は、四日市にある鈴木製麺の縮れ麺を使用。
これこそ基本の拉麺である。満足。

上三珍
三重県鈴鹿市平田1-1-11
11:30~14:00、18:00~25:00 日曜定休日
059-378-4725


Weekendの麺処巡り がんこ総本家でマンゴー悪魔

2007-10-28 13:48:17 | 拉麺
 本日は、台風20号の一過で朝から快晴。すがすがしい
気持ちで、何か新しいシリーズを始めてみようと思い、
橋でも、坂道でも、神社仏閣でも、そのどこでも訪れて
見ようと企画した。「街を巡る」とでも題しておこう。
 そこで、本日は世田谷のある一角を訪れた。そのレポは
明日から始めてみるか。
 さて、世田谷から池袋を目指した。
そう、本日は第4週の日曜日、がんこ総本家の悪魔の
日である。少し到着が早かったので、一条安雪家元に
挨拶を済ませ、麺談義に華を咲かせた。
 すこし、時間をつぶして再び総本家へ。そうすると
いつもの常連さんが続々到着。Kenちゃん。、BUSHさん、
FILEさん、ビッグバイクさん、アミーゴさん、大学院生さん
皆さん、1ヶ月以来の悪魔を堪能しにこられたようだ。
 本日の悪魔は、マンゴー6kgに赤ワインのスープ。
マンゴーは皮を剥き、手のひらで丸ごとつぶして寸胴に投入。
種も一緒に入っている、とのこと。
 悪魔といえば、塩気のきつい豚バラ肉がのせられるが、
池袋総本家では、スープよりも悪魔肉の方が塩辛いのである。
マンゴーの甘味が加わり、今回も優しい悪魔となった。
それでも、充分、悪魔である。幾分、塩気を増したかな。
 次回の総本家SPは、鶏(どんなトリだか判らない)を
使用した和風麺となるそうだ。そういえば11月11日は、
お酉(とり)さん(一の酉)である。今から楽しみ。
 そして、重大発表、なんと総本家が再び移転するようだ。
一条家元は、現在、池袋西口周辺に店舗を物色中で、
決まったら、現在の店は、土居ルイス店長にゆずり、
厨房の大きな総本家新店舗としてスタートするようである。


Weekendの麺処巡り 町田汁場 進化

2007-10-27 15:01:28 | 拉麺
 馬場のべんてんを後に、つい先日の10月19日、町田市に
グランドオープンした「町田汁場 進化」を訪れた。
 事前に住所を調べていたので、小田急線の町田駅から1km強の
距離がある。晴れていたら歩くのであるが、強い雨なのでバスに
乗った。駅前のバスセンターから山崎団地センター行きが頻繁に
出ており、森野三丁目バス停で下車すれば、すぐの処だ。
こちらは、野沢にある「ひるがお」&「せたが屋」で修行し、
「ひるがお新宿御苑店」の立ち上げから店長を数年勤められ、
満を持して独立されたshinさんこと、関口信太郎氏のお店。
 こだわった“塩”の麺を提供する専門店である。GO日は
仕事と重なり、伺ったのは1週間後の本日と出遅れてしまった。
 入店するなり、創業開店のお祝いを伝え、少し会話した。
お勧めは、と伺うと、「いまは、塩しかないので、多くの方が
塩の味玉をご注文されます」との応えとおり、塩の味玉800円を
注文。宗田鰹節がやんわりと香る旨いスープ。ひるがおで
使用されている製麺屋のストレート麺、それに豚のほほ肉だろうか
咀嚼する毎に味が染み渡るチャーシュー、旨い味玉と
具はシンプルだが、なるほど奥が深い一杯である。これから
どんどん店名のとおり進化していくのだろう、楽しみである。


町田汁場 進化
町田市森野3-18-17 ウィング森野103
11:00~15:00、18:00~21:00 定休日不定


ekendの麺処巡り べんてんで豚足

2007-10-27 14:57:43 | 拉麺
 本日は、早朝から激しい雨が降っている。それでもめげずに
 高田馬場のべんてんへ向かう。
 べんてんの自家製麺と旨いスープの塩拉麺を味わいたい。
百の店があれば、それぞれ百の味がある。いろんな味を
口に含み、舌で転がし喉を鳴らしながら頂く中で、
べんてんの塩がひとつ飛び抜けて旨い。
 激しい雨の降る中で、べんてんの開店。少し間をおいて
注文は、塩拉麺の濃いめで麺は少なめをコールした。
すると、田中光勝店主から「これ、なんだか判る?」と
声がかかる。よく見ると、以前話の上がっていた豚足である。
 先週、静岡県掛川市に仕事で出かけた時、夜、居酒屋で
目にしたメニューの中に「おもろ」という一品があったが、
店主に伺うと、それは豚足のことであった。沖縄では
「テビチ」である。
 で、本日は豚足がトッピングでサービスされた。それに
プラスα、麻婆ナスも加えられ、本日の塩拉麺も豪華、豪華。
 豚足はかなりの時間煮込まれたようで、トロトロで旨い。
ジャスミンの香りがほのかに感じられる、骨付きテビチだった。
もち、麻婆ナスも旨かった。塩の濃いめにピタリの味であった。
 次なるサプライズは、雲呑であろうか?