☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

ブライアン・セッツァー・オーケストラ

2009年02月06日 12時56分07秒 | ライブ、コンサート、見てきました
昨日は渋谷CCレモンホール(渋公ですね)で、
ブライアン・セッツァー・オーケストラのコンサートを楽しみました。



昨日は東京公演の最終日ということで、ブライアンもノリノリで、サービス満点、
人気曲オンパレードの、超ゴキゲンなコンサートとなりました。

最初はオーケストラでスタート、途中で立ちドラムとウッドベースの
シンプルな編成で(ストレイキャッツとおんなじぢゃん!?)タップリやってくれ、
その後またオーケストラ編成に戻ってガンガン盛り上がるという構成。
休憩なし、バリバリとギターを弾きまくり歌いまくる。
けっこうなお歳のはずなのに、すごいバイタリティーです。

バンドメンバーも素晴らしい腕利きばかり。
特にベーシストはウッドベースを軽々と持ち上げたり回したり、
圧巻はフィドル(カントリーのバイオリン)に持ち替えて
ブライアンと二人だけでやった2曲。
めちゃカッコいいフィドル、しかも超絶速弾きが炸裂!!
あとで聞いたら彼は音大出で、クラシック、ジャズのプレイヤーでもあり
なおかつ本業は宣教師!!だそうです。

ブライアンのギター。
僕もギター弾きなのでやはり彼の手元をじっくりと見てしまいました。

ロカビリーギターの第一人者であり、カントリー系のギター奏法のカリスマ。
だけど、BBキングのようなネバるブルースフィーリングも、
ジャズそのもののフレーズもガンガン飛び出してくる。
ロカビリーだけの人ではなく、きちんとした音楽の素養をマスターしてる達人なんですね。

ギターソロはかなりたっぷり弾いてくれましたが、
ワンコーラスごとにきちんとストーリーを作り、
茶目っ気にあふれた、でもよく歌う、採譜して曲として独立させてもおかくしくない、
見事なギターソロばかりでした。
完璧なテクニシャンだけど、それをひけらかすようなことはせず、
必要な時だけ速弾きを爆発させていました。
個人的には、ふたつほどワザを盗ませてもらいました。すいません。

それで、コンサートとしても文句なく楽しくノリノリなんだから、
ホントにすばらしい。ブライアン、ありがとう!!

それと、気づいたことは、ブライアンはポール・マッカートニーと顔が似てる。
これは前から言われていることですが、
近年顔がプックリしてきて、髪もシルバーグレーになった彼は、
梅宮辰夫さんにも似てました!!


さて、駅メロと駆け込み事故に関して、このブログにもいろいろコメントを
寄せていただきありがとうございます。
個人的にも多数の意見を寄せていただいています。
僕は一作曲家ですから、本来JRがどのような方針を出してきても
それに対してコメントできる立場ではありませんが、
あくまで個人の意見として、このブログで近々またコメントさせていただきます。

コメント
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