昨日(2/17)、奈良商工会議所5階大ホールで「第3回Nara観光コンシェルジュアワード」(日本語ガイドの部)のファイナルプレゼンテーション(3次選考)が行われ、最優秀賞に露木基勝さん(口腔外科医)、優秀賞に松永佳緒莉さん(百貨店勤務)が受賞した。この模様は本日(2/18付)の産経新聞奈良版と奈良新聞に掲載された。産経新聞「観光ガイドのスペシャリスト発掘」によると、
審査委員長・谷口宗男さん(奈良商工会議所副会頭)による冒頭の挨拶
今回の審査員
奈良観光ガイドのスペシャリストを選出・認定する「Nara観光コンシェルジュ アワード」が17日、奈良市の奈良商工会議所で開かれ、4人(日本語2人・英語2人)がコンシェルジュとして認定された。
日本語ガイドの部と英語ガイドの部があり、それぞれの選考の上位2人をコンシェルジュに認定。選考では、ガイドとしての知識量だけでなく、気配りなどの「おもてなし力」も審査されるという。
トップバッターは露木基勝さん(口腔外科医)
西川誠さん(自営業)。もと落研(おちけん)らしくユーモアたっぷりのガイドだった
楠田英雄さん。奈良近鉄タクシーのドライバーで、観光ガイドも務める
松永佳緒莉さん。大阪のデパート勤務で、セールストークのコンクールでは優勝経験も
この日は日本語ガイドの部の公開最終審査も行われ、4人が出場。ガイドが写真を用い、実際にその地を案内しているかのように行うロールプレイング形式のプレゼンテーションを披露した。
岡本彰夫さんの特別講演「近世大和の文化」
「退職してからの方が忙しい。これから静岡や」。レベルの差こそあれ私も同じ、何でだろう?
副賞の「奈良まほろばかるた」(受付でも販売)。行き届いた説明をしていただいた
英語のガイドさんたち(奈良県公認ツアーエキスパーツ)
日本語ガイドの部で最優秀賞を獲得し、「Nara観光コンシェルジュ」に認定されたのは桜井市の医師、露木基勝さん(57)。最終選考では談山神社(桜井市)や飛鳥寺(明日香村)、蘇我入鹿首塚(同村)などを紹介しながら「大化の改新」を体感させるプレゼンテーションを行った。露木さんは「非常にうれしい。さらに奈良を盛り上げていけるよう精進したい」と話していた。
トロフィーのお2人がコンシェルジュ。昨年、私は奈良と吉野について講話させていただいた
3次選考に臨んだのは、露木基勝さん、松永佳緒莉さん、西川誠さん(自営業)、楠田英雄さん(奈良近鉄タクシー勤務)の4人で、いずれもNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の会員。いずれ劣らぬ名人揃いで、審査は相当難航したことだろう。
松永さんのニックネームは「美魔女」
谷口審査委員長の講評
長年、飛鳥を中心にガイドされている露木さん、主に講演を中心に活動されている元気いっぱいの松永さん、もと落研(おちけん)の西川さん、タクシードライバーとしてガイドをされる楠田さんと、個性豊かな皆さんが集まった。このレベルになると審査員の「好みの差」が結果に反映されることになろう。
露木さんの受賞の弁
会場では、ざっと50人以上の観客が見守る。ソムリエの会の会員も多い。4人の見事なプレゼンテーション(模擬ガイド)には、拍手喝采が起こる。
それにしても楽しい一日だった。ソムリエ会員の知識や技量の向上がうかがえて、頼もしい。私はいつも「インプットよりアウトプットを」と呼びかけている。単に自らの知識を深めるだけではなく、それをガイドとか講演の講師としてアウトプットして社会に貢献することがNPOの役割なのである。知識を深めるだけでは自己満足、ただの「冥土の土産」だ。
露木さん、松永さん、おめでとうございました。西川さん、楠田さん、来年の再チャレンジを期待しています!
審査委員長・谷口宗男さん(奈良商工会議所副会頭)による冒頭の挨拶
今回の審査員
奈良観光ガイドのスペシャリストを選出・認定する「Nara観光コンシェルジュ アワード」が17日、奈良市の奈良商工会議所で開かれ、4人(日本語2人・英語2人)がコンシェルジュとして認定された。
日本語ガイドの部と英語ガイドの部があり、それぞれの選考の上位2人をコンシェルジュに認定。選考では、ガイドとしての知識量だけでなく、気配りなどの「おもてなし力」も審査されるという。
トップバッターは露木基勝さん(口腔外科医)
西川誠さん(自営業)。もと落研(おちけん)らしくユーモアたっぷりのガイドだった
楠田英雄さん。奈良近鉄タクシーのドライバーで、観光ガイドも務める
松永佳緒莉さん。大阪のデパート勤務で、セールストークのコンクールでは優勝経験も
この日は日本語ガイドの部の公開最終審査も行われ、4人が出場。ガイドが写真を用い、実際にその地を案内しているかのように行うロールプレイング形式のプレゼンテーションを披露した。
岡本彰夫さんの特別講演「近世大和の文化」
「退職してからの方が忙しい。これから静岡や」。レベルの差こそあれ私も同じ、何でだろう?
副賞の「奈良まほろばかるた」(受付でも販売)。行き届いた説明をしていただいた
英語のガイドさんたち(奈良県公認ツアーエキスパーツ)
日本語ガイドの部で最優秀賞を獲得し、「Nara観光コンシェルジュ」に認定されたのは桜井市の医師、露木基勝さん(57)。最終選考では談山神社(桜井市)や飛鳥寺(明日香村)、蘇我入鹿首塚(同村)などを紹介しながら「大化の改新」を体感させるプレゼンテーションを行った。露木さんは「非常にうれしい。さらに奈良を盛り上げていけるよう精進したい」と話していた。
トロフィーのお2人がコンシェルジュ。昨年、私は奈良と吉野について講話させていただいた
3次選考に臨んだのは、露木基勝さん、松永佳緒莉さん、西川誠さん(自営業)、楠田英雄さん(奈良近鉄タクシー勤務)の4人で、いずれもNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の会員。いずれ劣らぬ名人揃いで、審査は相当難航したことだろう。
松永さんのニックネームは「美魔女」
谷口審査委員長の講評
長年、飛鳥を中心にガイドされている露木さん、主に講演を中心に活動されている元気いっぱいの松永さん、もと落研(おちけん)の西川さん、タクシードライバーとしてガイドをされる楠田さんと、個性豊かな皆さんが集まった。このレベルになると審査員の「好みの差」が結果に反映されることになろう。
露木さんの受賞の弁
会場では、ざっと50人以上の観客が見守る。ソムリエの会の会員も多い。4人の見事なプレゼンテーション(模擬ガイド)には、拍手喝采が起こる。
それにしても楽しい一日だった。ソムリエ会員の知識や技量の向上がうかがえて、頼もしい。私はいつも「インプットよりアウトプットを」と呼びかけている。単に自らの知識を深めるだけではなく、それをガイドとか講演の講師としてアウトプットして社会に貢献することがNPOの役割なのである。知識を深めるだけでは自己満足、ただの「冥土の土産」だ。
露木さん、松永さん、おめでとうございました。西川さん、楠田さん、来年の再チャレンジを期待しています!