tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

お水取りセミナー2018(by 北河原長老 & 西山教授)/3月1日(木)、3日(土)、5日(月)に残席あり!

2018年02月23日 | お知らせ
今回で9回目を迎える「東大寺二月堂修二会(お水取り)セミナー」、本年は3月1日(木)~5日(月)に開催される。「すでに満席だろうな」と思ったが、関係者にお聞きすると、3月1日(木)、3日(土)、5日(月)は残席があるとのこと。
※トップ写真は、県ビジターズビューローのHPから拝借(木村昭彦氏の撮影)

3月1日の講師は北河原公敬師(東大寺長老)、3日と5日は西山厚氏(帝塚山大学教授)である。料金は、修二会ガイドブックなどの記念品がついて、わずか@1,500円!お申し込みは、こちらのサイトから。主催者である一般財団法人奈良県ビジターズビューローのHPによると、

第9回 東大寺二月堂修二会(お水取り)セミナー
【東大寺二月堂修二会(お水取り)セミナー実行委員会】


奈良の伝統行事のひとつである「お水取り」、東大寺二月堂の修二会(お水取り)の歴史・意義・行法を学ぶ「修二会セミナー」を開催します。修二会(お水取り)行事への理解を深めていただき、冬の奈良の魅力をお楽しみいただくまたとない機会です。

【 講師 】
3月1日~2日 北河原 公敬 師(東大寺長老)
3月3日~5日 西山 厚 氏(帝塚山大学 文学部 文化創造学科 教授)

名 称 第9回 東大寺二月堂修二会(お水取り)セミナー
期 間 2018年3月1日(木) ~ 2018年3月5日(月)
場 所 東大寺総合文化センター(東大寺ミュージアム)「金鐘ホール」
問合せ 0742-81-8680 東大寺二月堂修二会(お水取り)セミナー実行委員会事務局
    (奈良県ビジターズビューロー内))
料 金 1,500円〈記念品付き(※修二会ガイドブック等)〉

【 当日スケジュール 】
16:00まで 集合・受付
16:00   開演・主催者挨拶
16:05~17:05 講演会
17:10~17:30 上映会「東大寺二月堂修二会」
17:30~18:00 参加者を二月堂へご案内→自由拝観


北河原長老や西山教授のお話が聞け、二月堂周辺へ案内してもらえ、しかも修二会ガイドブックなどがついてくるというこのイベント、ぜひお早めにお申し込みください!
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全国そうめんサミット2018/発祥地の三輪で3月20日(火)~21日(水・祝)!

2018年02月22日 | お知らせ
いよいよ近づいてきた!「全国そうめんサミット2018 in そうめん発祥の地 三輪」(主催:奈良県桜井市・全国そうめんサミット2018実行委員会)は、3月20日(火)~21日(水・祝)、桜井市で開催される。20日の記念式典は桜井市三輪の大神(おおみわ)神社などで。21日の記念イベント(ラジオウォーク「卑弥呼のミヤコを探る旅」9時開場)は、チラシによると、

第37回毎日カルチャースペシャル/ラジオウォークに特別協賛
主催 MBS毎日放送・毎日新聞社/メーン会場 桜井市芝運動公園(9時開場)


MBSラジオのパーソナリティや万葉集の研究家が参加者と一緒に三輪のコースを歩きながら、その地にまつわる歴史のエピソードを紹介する6時間余の特別番組を放送。メーン会場の芝運動公園内では特別ゲストによるステージイベントや数多くの出店ブースがあります。

地元学生による「おいしい素麺料理」の提案と試食販売
参加協力校 奈良県立桜井高等学校/奈良県立奈良情報商業高等学校/関西中央高等学校/なら食と農の魅力創造国際大学校フードクリエイティブ科

アイデアいっぱいの素麺料理をお召し上がりください!ご購入者全員に三輪素麺をもれなくプレゼント!




ラジオウォーク「卑弥呼のミヤコを探る旅」のことは、MBSラジオのHPに詳しく出ている。

ラジオウォークは地図を片手に、携帯ラジオから流れる解説に耳を傾けながら、古代のロマンに満ちた奈良、万葉の世界を堪能するウォークイベントです。今年で37回目となるラジオウォーク、今回は5年ぶりに奈良県桜井市を歩きます。

日本最古の大神神社、山辺の道、卑弥呼伝説の箸墓古墳…ラジオを聴きながら歴史ロマンに触れ、パワースポットをめぐります。三輪山をめぐる神話と古代史の痕跡をたどる春の旅、ぜひ、お楽しみください。参加費無料、受付なしの自由参加です。是非遊びに来てください。


公演名
第37回 毎日カルチャースペシャル 山辺の道 ラジオウォーク ~卑弥呼のミヤコを探る旅~
日程
2018年3月21日(祝・水) 9:00-17:00 (雨天決行)※放送時間 10:30~16:30
放送局
MBSラジオ
会場
奈良県桜井市 芝運動公園運動場
近鉄大阪線「桜井駅」、JR桜井線「桜井駅」徒歩約25分
※当日は桜井駅北口よりイベント会場まで臨時バスを運行します。(約10分)
JR桜井線「三輪駅」徒歩約10分
※主催者側では参加者用の駐車場は一切ご用意しておりません。
 当日、車でのご来場は固くお断りします。
コース案
【イベント会場】芝運動公園⇒大神神社(大鳥居~拝殿)⇒(山辺の道)⇒狭井神社⇒神武天皇聖蹟顕彰碑⇒玄賓庵⇒檜原神社⇒相撲神社⇒纒向日代宮跡碑⇒景行天皇陵(遠望)⇒珠城山古墳群⇒纒向珠城宮跡碑⇒巻野内石塚古墳⇒ホケノ山古墳⇒箸墓古墳⇒【イベント会場】芝運動公園
参加方法 参加費無料 当日自由参加(有料施設への入場・拝観料等は各自負担)
出演(順不同)
・猪熊兼勝(京都橘大学名誉教授)
・上野 誠(奈良大学教授・「上野誠の万葉歌ごよみ」)
・西山 厚(帝塚山大学教授)
・浜村 淳(「ありがとう浜村淳です」)
・近藤光史(「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」)
・子守康範(「子守康範 朝からてんコモリ!」)
・上泉雄一(「上泉雄一のええなぁ!」)
・松井 愛(「松井愛のすこ~し愛して♡」)
・押尾コータロー(ギタリスト・「押尾コータローの押しても弾いても」)
・NAOTO(ヴァイオリニスト・「NAOTOな音」)
・笑い飯 哲夫(「MBSヨル隊 笑い飯哲夫の明るく元気なニュースシャワー」)
・U.K.(くっすん、「U.K.BEAT FLYER」ほか)
・柏木宏之、武川智美、河田直也、上田悦子 福本晋悟、
 福島暢啓、藤林温子(MBSアナウンサー) ほか


そうめんの発祥地であり、日本の粉モンの発祥地である三輪で行われる楽しいイベントである。皆さん、ぜひご参加ください!

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早良親王の祟り!? 八つ石伝説/毎日新聞「ディスカバー!奈良」(第54回)

2018年02月21日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「ディスカバー!奈良」という記事を出稿している。先週(2/15)掲載されたのは《「八つ石」伝説の地 奈良市の崇道天皇陵》、執筆されたのは吉川和美さん。
※トップ写真は崇道天皇陵(八嶋陵)

私が吉川さんにつけたあだ名が「ソムリエの会のちょいワルおやじ」、しかし同会の広報グループに属し、詳細な「奈良まほろばソムリエ合格体験記」を執筆されるなど、筆の立つ人である。今回のテーマは「早良親王(さわらしんのう=崇道天皇)」だ。『日本人名大辞典』によると、

早良親王(750−785)
奈良時代,光仁(こうにん)天皇の皇子。天平勝宝2年生まれ。母は高野新笠(にいがさ)。天応元年兄桓武天皇の即位で皇太子となったが,藤原種継暗殺事件とのかかわりで廃され,淡路(兵庫県)へ流される途中,延暦4年10月没した。36歳。のち怨霊をおそれた天皇は,延暦19年崇道(すどう)天皇の号をおくった。


つまり追称は「崇道天皇」であるが、皇位継承をしたことはないため、歴代天皇には数えられていないのである。「祟(たた)りじゃ〜! 八つ墓の祟りじゃ〜!」のセリフで知られる「八つ墓村」ならぬ「八つ石伝説」とは、何やら不気味な響きがある。では記事全文を紹介する。


八つ石

「八つ石」伝説の地 奈良市の崇道天皇陵
別名・山村御殿と呼ばれる円照寺の北側、奈良市八島町に崇道天皇陵(八嶋陵)があります。崇道天皇(早良親王)は藤原種継を暗殺した容疑をかけられ、淡路島へ流される途中、亡くなりました。遺体は淡路島に葬られましたが、その後、桓武天皇の近親者が次々に亡くなり、疫病がはやったため、祟(たた)りと恐れられ、崇道天皇の称号が贈られました。

祟りを鎮めるため、淡路島の山陵から移葬され、天皇陵として造営されたのが八嶋陵です。早良親王が九つの石を投げ、落ちた所に葬ってほしいと告げて絶命し、そのうち八つが見つかったため、この地に造営したという伝説があります。これが地名の由来とも言われ、八つの石が天皇陵の前の道の真ん中にあります(露出した古墳の横穴式石室)。天皇陵は扉と白壁で囲まれ、怨霊(おんりょう)が中で静かに機をうかがっているようにも思えます。

メモ JR帯解駅から東へ徒歩20分(奈良まほろばソムリエの会 吉川和美)。


崇道天皇陵は、奈良市街地の南、のどかな田園風景が広がる山辺の道「北ルート」(奈良道)の周辺にある。知る人は少ないが、ぜひいちどお参りいただきたい。吉川さん、興味深い記事をありがとうございました!
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飛鳥京・藤原京を語り明かすイベント/2月24日(土)~25日(日)に開催!(2018 Topic)

2018年02月20日 | お知らせ
こんな1泊2日の座談会・トークセッションとウォーキングツアーがある。今朝(2/20)の毎日新聞奈良版に「考古学語り明かす 飛鳥・藤原発掘調査 24日に座談会 明日香」の見出しで紹介されていた。ともに奈良大学OBである相原嘉之さん(明日香村教育委員会)と平岩欣太さん(橿原市教育委員会)が初日に講演とトークセッション、夕食は古代の宮廷料理。
※トップ写真は「万葉あすか葉盛御膳」(イメージ)、楽天トラベルのサイトから拝借

会場である祝戸荘に泊まり、翌日はボランティアガイドを伴って飛鳥を巡る、というディープなイベントである。参加費は1泊2食10,000円(日帰りの場合は5,000円・夕食つき)というものだ。主催者である公益財団法人古都飛鳥保存財団のHPによると、

奈良大OBが語る 第1回考古座談会 in 飛鳥
主催 奈良大学・公益財団法人古都飛鳥保存財団
日程 平成30年2月24日(土)~25日(日)1泊2日(24日のみの参加も可能)
受付 24日 15:30~16:00
解散 25日 12:00頃

テーマ・講師 『飛鳥・藤原の発掘調査最前線』
 相原 嘉之 氏(明日香村教育委員会)
 平岩 欣太 氏(橿原市教育委員会)
 チラシは、こちら
会場 飛鳥の宿 祝戸荘 〒634-0121 奈良県高市郡明日香村祝戸303 TEL:0744-54-3551
内容 
24日(土)
 16:00~ 主催者挨拶、講師紹介
 16:10~ 講演①平岩欣太氏『藤原京と周辺部の調査』
 17:00~ 講演②相原嘉之氏『飛鳥の調査成果』
 18:00~ 夕食(古代食)
 18 :40~ トークセッション コーディネータ 植野浩三氏
 20:00  1日目終了
25日(日)
 飛鳥めぐり(ボランティアガイド同行)

定 員 40名(申込多数の場合は、先着順とさせていただきます。)
参加費 1泊2食10,000円(夕食:古代食)/日帰り(夕食付)5,000円(夕食:古代食)
 古代食の詳細は、こちら
※参加費は当日、会場にて徴収いたします。
 宿泊の場合は相部屋となります。個室対応はありません。

申し込み・問い合わせ
<メールでのお申込み方法>
 「住所、氏名、年齢、電話番号」を明記のうえ、event@asukabito.or.jpへお送りください。
<はがきでのお申込み方法>
 「住所、氏名、年齢、電話番号」を明記のうえ、往復はがきにて
 〒634-0138 奈良県高市郡明日香村越13-1(公財)古都飛鳥保存財団 考古座談会係
 までお送りください。
<お問い合わせ先>
 お申込みに際しまして、ご不明な点がございましたら(公財)古都飛鳥保存財団
 (TEL:0744-54-3338)までご連絡をお願いします。

古代の宮廷料理を再現した特別料理「万葉あすか葉盛御膳」のことが、祝戸荘(いわいどそう)のHPに紹介されていた。

藤原京の遺跡から出土した木簡をもとに、古代・飛鳥の宮廷人が食べていた料理を現代風に再現したものが「万葉あすか葉盛御膳(古代食)」です。1985年に作られて以来たくさんの方にご賞味いただいた古代食が、2007年の祝戸荘リニューアルに伴い、さらにおいしく生まれ変わりました。古代・飛鳥の人々が食べていたであろうロマンあふれる古代食をぜひお召し上がり下さい。

明日香村と橿原市の研究員さんのお話とトークセッションを午後8時までお聞きし、翌日は飛鳥めぐり、夕食は古代の宮廷料理と、至れり尽くせりのイベントである。それでいて参加費は1万円(1泊2食)。ぜひお申込みください!
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日本酒の聖地を巡るバスツアー/3月3日(土)開催!(2018 Topic)

2018年02月19日 | お知らせ
お酒の試飲つきの楽しいツアー「清酒発祥の地・奈良を巡るバスツアー」の実施日(3/3)が近づいてまいりました。このツアーは、私がガイドいたします。近鉄・JR奈良駅発着、日本酒の試飲、にゅうめんと柿の葉寿司の昼食つきで、旅行代金は9,800円です。旅行主催の一般財団法人「奈良県ビジターズビューロー」の公式HPによりますと、

清酒発祥の地で日本酒文化を満喫!
お酒の神様・大神神社にて特別参拝と酒殿・杉玉見学、奈良名物の三輪素麺と柿の葉寿司をご賞味いただいた後、清酒発祥の地・菩提山正暦寺~春日大社特別参拝と酒殿見学、最後は奈良で有数の清酒ブランド「豊祝」の酒蔵・奈良豊澤酒造で酒蔵見学と利き酒体験といった日本酒文化をたっぷり堪能できる日本酒ファンにお奨めのコースです。

名 称 清酒発祥の地・奈良を巡るバスツアー
日 時 2018年3月3日(土)
集 合 近鉄奈良駅(8:50)またはJR奈良駅(9:00)
料 金 9,800円/お1人様
◆最少催行人員:15名
※事前に予約サイト(SMART TRAVEL)でのお申込みが必要です。


大神神社では拝殿のあと、杜氏(とうじ)の祖神・高橋活日命(たかはしいくひのみこと)をお祀りする「活日神社」も参拝します。ランチは池利「千寿亭」。途中、某所でショッピングを楽しんだあと、清酒発祥の正暦寺でご住職のお話を伺います。

春日大社では、春日祭(かすがさい)にお供えするお神酒を醸す「酒殿」(日本最古)を外から拝観するとともに、境内にある醸造の神さま「壺神(つぼがみ)神社」もお参りします。奈良豊澤酒造は近年、この春日大社のお神酒(社醸酒)を醸している酒蔵で、最後にここで新酒などを試飲します。

「清酒発祥の地・奈良を巡るバスツアー」は面白い仕掛けが満載で、「日本酒の聖地・奈良」が実感できるバスツアーです。たくさんのお申し込みをお待ちしています!



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