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味もボリュームも申し分なし!斑鳩町の「オリンピック飯店」昭和レトロ食堂(46)

2023年09月30日 | グルメガイド
久々に「昭和レトロ食堂」を紹介する。斑鳩町から王寺町へ向かう道沿い、イオンや上新電機の真ん前の「オリンピック飯店」(生駒郡斑鳩町龍田西5-4-15)である。ここはいつもよく流行っている。よほど美味しいのだろうな、と思いながら通り過ぎていた。「奈良グルメ図鑑」によると、
※写真は「チャンポン定食」1,408円(税込み、以下同じ)。最後にスープと具をご飯にかけた


名前を書いて順番を待つ。順番待ち用のテントもある

斑鳩のイオンのすぐ前、地元の人には口コミで名が知れているのだろう、次から次へと客が来る中華食堂。オリンピックランチはボリュームたっぷりでお得。酢豚、牛ピー(青椒肉絲のこと)など5種類のメニューから一品(写真は麻婆豆腐)を選び、エビマヨと鶏唐、スープ、デザートまで付いている。何を頼んでもほぼ間違いがない安定の味。


「酢豚セット」1,320円。ニラたっぷりの餃子がついて、とてもおトクだ

オリンピックランチ以外にもセットメニューや麺・飯類が多数。夜メニューもいつでも注文することができ、ひと通りの中華料理はそろう。一品料理はハーフサイズもある。テイクアウトもできる。


鶏のチューリップも、スパイスが利いてとても美味しい! 箸は、吉野杉の天削げ箸

「オリンピックランチ」は5種類あり、いずれも1,485円で、ライス、スープ、デザートがついている。牛ビー(青椒肉絲)ランチ、麻婆豆腐ランチ、回鍋肉(ホイコーロー)ランチ、酢豚ランチ、エビチリランチだ。これ以外に「〇〇定食」「〇〇セット」があるので、初心者にはちょっとややこしい。


豚肉、エビ、イカなど、具材もたくさん!

私の初回訪問は7/31(月)で、餃子のついた「酢豚セット」1,320円を注文した。スープもついて、これはおトクだ。2回目は昨日(9/29)で、鶏の唐揚げのついた「チャンポン定食」1,408円を注文した。まるまる一人前のチャンポンにご飯もついてくる。なおチャンポンは「長崎チャンポン」ではなく、とろみのついた五目そば、私の言う「天理式チャンポン」だった。


麺はチャンポン用の太麺ではなく、普通の中華麺だった

同じテーブルの男性は「焼きめしセット」1,320円を注文していた。「ラーメンと半チャン」を想像していたが、焼きめしは通常の2倍はある。これは「倍チャン」だ。もう1人の男性は単品の「チャンポン」1,056円を注文した。出てきたチャンポンは、洗面器ほどの丼に盛られていて、これもビックリした。淡々と食べておられたが…。

10人ほどの中高年女性がテーブルを囲んでいたが、皆さん、静かに歓談されていて、ちょっと驚いた。斑鳩町の女性は、おしとやかなのだ。両日とも少し並んだが、これは十分に並ぶ価値がある。女性店員さんたちの動きも良くて、気持ちがいい。皆さんも、ぜひお訪ねください!
※食べログは、こちら
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2 コメント

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これは凄い! (井上)
2023-10-02 11:08:55
いやぁ、これはダメでしょう(笑)。この量と総摂取カロリーは、肉体労働者ないし大学体育会向けの水準ではないかと。しかし、このちゃんぽん定食をとろみに苦戦されながらも(笑)完食したとするなら、変わらぬ健啖ぶり、実にお見事でございます。
小生は学園前に生まれ育ったものの、近鉄生駒線かいわいは誠に不案内です。歴史のある地域でもあり、訪ねるべきところが(お店も含め)沢山ありそうですね。そういえば、竜田揚げの名前は竜田川に由来すると聞いたことがあります。
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アドレナリン (tetsuda)
2023-10-04 08:41:09
井上さん、お久しぶりです、コメントありがとうございました。

> いやぁ、これはダメでしょう(笑)

外食のときは、過剰にアドレナリンが分泌され(笑)、つい食べすぎてしまいます。しかし想像以上のボリュームに、驚きました!ご存じの通りの猫舌なので、苦労しました。

> 竜田揚げの名前は竜田川に由来すると聞いたことがあります。

諸説ありますが、一説には、醤油を含んでやや赤みがかった鶏肉の衣と、その上の白い片栗粉を竜田川の流れとその上を流れる紅葉にたとえた、とも言われています。

以前、NHKが「日本人のおなまえ」で取り上げてくれまして、私が竜田川の畔で解説したことがあります。まあ、今の竜田川は昔の竜田川(=大和川本流)ではないのですが。

オリンピック飯店でも、以前は「竜田揚げ」のメニューがあったようですが、今はなくなっていました。
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