南都銀行の社内報「なんと」2022年新年号の「お久しぶりです」(退職された方からのお便り)欄に、赤阪恭近(あかさか・やすちか)さんが寄稿されていた。赤阪さんは退職後、2年制のNAFIC(ナフィック=奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校)フードクリエイティブ学科でフレンチを学び、卒業された。
写真はすべて、2021.9.20の撮影
NAFICでは、辻調理師専門学校から来られた先生から、厳しい指導を受けたという。今は自宅で、知己朋友にフランス料理を提供されていて、私も昨年、当ブログに紹介させていただいた。コンセプトは「人生の楽園、野菜天国、フレンチ道楽」だそうだ。以下、「お久しぶりです」の全文を掲載しておく。
60歳で定年ののち約1年半シニアスタッフとして銀行でお世話になりました。銀行へ勤める傍ら野菜や米を育てていましたが、これらを使って何かできないかと思い立ち、61歳の春から桜井市の「なら食と農の魅力創造国際大学校フードクリエイティブ学科」でフランス料理を勉強することになりました。プロの料理人を目指す若者たちに混じっての実習は非常に厳しくも大変楽しい2年間の学生生活でした。
卒業の後、保証協会融資や自治体の補助もいただき、2020年1月開業にこぎ着けることができました。学校で教わった料理を中心に、また自家製野菜を使った料理をコース仕立てで提供させていただいています。当初は、野菜作りから調理、サービスまですべて一人でこなすつもりで始めたものの、やはり妻の協力が欠かせず、今は給仕や料理の説明等サービスをお願いしています。
昼食(当方おまかせのコース料理)のみ、1日1組(1組は4名さままで)限定でご予約をいただいていますが、どちらかというと趣味で育てた野菜を使った趣味の料理をお客さまに召し上がっていただいては一緒に遊んでいるという感じです。それゆえ宣伝していません。また看板も無ければ店名もありません。
ちなみに妻も南都OG ですが、書道、華道、彩画…と習い事好きで多趣味です。最近は「ウクレレ」が加わりました。私も妻も程良い緊張感を保ちながら忙しくものんびりと“ゆる~い”リタイア人生を楽しんでいます。
「のんびりと“ゆる~い”リタイア人生」とお書きだが、本格的なフレンチで、私は「グランメゾン赤阪」とか「ビストロ赤阪」とか、勝手に呼んでいる。定年後にわざわざフレンチを勉強し、融資を受けて自宅を改装し、ビストロにするというのは、生半可な決断ではできないことだ。赤阪さん、奥さん、これからも人生の楽園をエンジョイしてください!
写真はすべて、2021.9.20の撮影
NAFICでは、辻調理師専門学校から来られた先生から、厳しい指導を受けたという。今は自宅で、知己朋友にフランス料理を提供されていて、私も昨年、当ブログに紹介させていただいた。コンセプトは「人生の楽園、野菜天国、フレンチ道楽」だそうだ。以下、「お久しぶりです」の全文を掲載しておく。
60歳で定年ののち約1年半シニアスタッフとして銀行でお世話になりました。銀行へ勤める傍ら野菜や米を育てていましたが、これらを使って何かできないかと思い立ち、61歳の春から桜井市の「なら食と農の魅力創造国際大学校フードクリエイティブ学科」でフランス料理を勉強することになりました。プロの料理人を目指す若者たちに混じっての実習は非常に厳しくも大変楽しい2年間の学生生活でした。
卒業の後、保証協会融資や自治体の補助もいただき、2020年1月開業にこぎ着けることができました。学校で教わった料理を中心に、また自家製野菜を使った料理をコース仕立てで提供させていただいています。当初は、野菜作りから調理、サービスまですべて一人でこなすつもりで始めたものの、やはり妻の協力が欠かせず、今は給仕や料理の説明等サービスをお願いしています。
昼食(当方おまかせのコース料理)のみ、1日1組(1組は4名さままで)限定でご予約をいただいていますが、どちらかというと趣味で育てた野菜を使った趣味の料理をお客さまに召し上がっていただいては一緒に遊んでいるという感じです。それゆえ宣伝していません。また看板も無ければ店名もありません。
ちなみに妻も南都OG ですが、書道、華道、彩画…と習い事好きで多趣味です。最近は「ウクレレ」が加わりました。私も妻も程良い緊張感を保ちながら忙しくものんびりと“ゆる~い”リタイア人生を楽しんでいます。
「のんびりと“ゆる~い”リタイア人生」とお書きだが、本格的なフレンチで、私は「グランメゾン赤阪」とか「ビストロ赤阪」とか、勝手に呼んでいる。定年後にわざわざフレンチを勉強し、融資を受けて自宅を改装し、ビストロにするというのは、生半可な決断ではできないことだ。赤阪さん、奥さん、これからも人生の楽園をエンジョイしてください!
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