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田中利典師の名言集(7)「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」

2023年07月27日 | 田中利典師曰く
今日の「田中利典師曰く」は、名言集(7)。師の「言葉を綴る(1)」(ブログ 2012.6.14 付)から引用させていただいた。師がTwitterで発信された名言の「まとめ」である。
※トップ写真は、吉野山の桜(3/31撮影)

タイトルの「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」は、私が利典師と同時代に生き、SNSでつながっていることへの感謝の気持ちを表わしたつもりだ。なお今回のブログ記事には、優婆塞BBさんから、こんなツッコミが入っていた。

恐れながら、山人様!〈「標(しるべ)なき人生といえど、多く人の導きの中にいまの私がいる」~ひ弱で頼りない私を支えてくれているのは多くの友人や先達、知人である〉に誤りがあります!〈人一倍タフで人三倍(笑)行動力のある田中利典師を多くの友人さんや先達さん、知人さん達がいつも強力にサポートして下さっている!〉じゃないでしょうか?

これに対して師は、こんなコメントを返されていた。

優婆塞BBさん…私は確かに体力的にはほんとにタフに産んでいただいていて有り難いですが、このところは少し凹んでいますし、もともと心はガラス細工なので、すぐ壊れます。優しいみなさんのお蔭です。

この頃は怒濤の日々が続き、また前年にご母堂を亡くされ、体力的にも精神的にも少し弱っておられたようである。とはいえ今回も、珠玉の言葉のオンパレードだ。ぜひ熟読玩味していただきたい。

言葉を綴る(1)
「言葉を重ねる」は(6)で、一旦、終わりました。その後復活させましたが、「呟(つぶや)き」に合わせて、少し文章を書いています。「言葉を綴る」として、まとめました。これは今もツイートが続いています。人に読んでもらうようなものじゃなく、自分の心に生まれたことをただ呟いているだけですが、よろしければ見て下さい。

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言葉を綴る(1)
「苦難を怖れるな、苦難にくじけるな。僕がついている」
~人生は病気だとか怪我だとか、思いもよらない苦難に遭遇する。それは誰も避けられない。でも一人じゃない。きっとそのとき、家族や友だちや同僚など回りの多くの人たちが、支えてくれるに違いない。自分とみんなを信じよう。

「愛しいもののために全てを捧げられないような人間は、ろくでもない人生を送るに違いない」
~気の迷いでもよい、間違いであってもよい、自分の情熱に正直に生きていたい。渇愛も愛、慈愛も愛。そして普遍の愛も「愛」だという。その全てを知ることが人生の宿題なのかもしれないね。

「世界中の悲しみを受け止められるような人間になりたい。それを自分の喜びと思えるような人間でありたい」
~偽善といわれるかもしれない。でも、そういう生き方があこがれであり、生き様でありたいと思う。もちろん、そんなことが出来るほど上等な人間ではないのはわかっているが、少しでも上等でありたいと願う。

「人は一人では生きていけない。素直に認めましょう。きっと楽になれるから」
~友人と話をしていて、そういうことに素直になれない時があるのだって思った。それは、それぞれの生きてきた道が違うせいもあるんだけど、でも結局、私はみんなの中で生きているってわかった方がいいんだよ。

「同じ時代に生きていることに、感謝しよう」
~当たり前のような一日がはじまり、当たり前のように一日を終える。でもその一日をともに出来る喜びは実に深く大きい。そのことに気づかなくても人は生きていけるが、気づいて生きた方が一日の深さを抱きしめることが出来るに違いない。

「標(しるべ)なき人生といえど、多く人の導きの中にいまの私がいる」
~ひ弱で頼りない私を支えてくれているのは多くの友人や先達、知人である。

「悲嘆に寄りそうすべはない。ただ思い、ただ願い、ただ祈るのみ…」
~石巻市に向かってますが、なにが出来るか、自分自身に問いながら、二度目の東北、石巻に入ります。

「人に安らぎを求めるならば、まず人に安らぎを与えることを思いなさい。自分になにができるかを先に考えることが、肝心なのです」
~わかっているようで実はなんにもわかったいないのが人生です。なんどもなんども同じ間違いを繰り返し、それでも成長できない自分を抱きしめて生きるのですね。
コメント
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