水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

食の安全に係る記載(その2:ノロウィルス感染被害は季節とは無関係に注意が必要)

2013-06-29 | 食の安全

'13-06-29投稿

 梅雨時に入り、昔から季節的に食中毒などに注意が必要と思っています。

 既報エアロゾルに係る記載(その37:ウィルスなど有害微生物微粒子の写真の整理とその消毒について)(2013-06-10)にて、さまざまな有害病原体を整理しましたが、 通常のインフルエンザウィルスのみならず、鳥インフル、ノロ、コロナ、サーズ(SARS)、ロタ、および大腸菌など突然変異した新型の病原体(ウィルス、菌など)の発生が問題化していますが、実態は余りにも情報があいまいで、全容がつかみにくいようです。
関連投稿:
鳥インフル アヒルから伝染というが謎深まる感染源とメカニズム 人体内での突然変異か?

 しかし、ノロウィルスによる羅患は季節に関係なく発生しているようです。
(たまたま、存在していて検出???)

関連投稿:
ノロウイルスによる食中毒、感染性胃腸炎について 
の引用
gooニュース
ノロ集団食中毒319人、仕出し店弁当が原因かhttp://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20121215-567-OYT1T01045.html読売新聞2012年12月15日(土)23:25
「山梨県は、同県甲斐市玉川の仕出し弁当店「るんるんランチ」の弁当が原因とみられる集団食中毒が発生したという。

 放射能など有害微粒子・エアロゾルを経口、吸引による後遺的な内部被曝、および、各種の有害な病原体による急性疾患に対する防護策(マスクの選定、消毒、手洗い、うがいなど)が必要と思われますが、個人的には、これらの被災の原因は一義的なものではなく複雑に影響しあっていると想われます。

 参考投稿:
内部被曝に係る投稿のまとめ【追加】 さまざまな被ばく要因、発症時期、メカニズムに係る雑感

 ノロ対策として、

ノロウイルスは、胃酸によって強い酸性の環境である胃の中を通過して、腸管に感染を起こすことからも示唆されるように、酸に強いです。あるボランティア(実験参加志願者)を対象とした実験では、ノロウイルスが室温でpH2.7の酸性下で3時間置かれても、感染力は保たれたとのことです。 予防のためには・・・
* トイレの後、料理の前、食事の前には、必ず手をよく洗いましょう。セッケンを使い水道の流水で20秒以上洗いましょう。
* 貝類は、よく加熱してから食べましょう。
* 生野菜は、よく加熱してから食べましょう。

 ノロウイルスの電子顕微鏡写真(約20万倍)
引用:横浜市衛生研究所撮影。

 と言われており、
季節(温度、湿度)に影響されず極めて生命力の強いウィルスであるようです。

最近でも目立たないながら発生していて、春先には亡くなられた方もいるという。

msn産経ニュース

ノロ集団感染で2人死亡 新潟市、入院患者

「新潟市保健所は28日、同市中央区の東新潟病院でノロウイルスによる集団感染があり、入院患者2人が死亡したと明らかにした。

 保健所によると、入院患者約30人と職員約10人が下痢や嘔吐の症状を訴え、うち3人からノロウイルスが検出された。病院は死亡者の性別、年齢などは報告していない。

 保健所は21日、同病院から集団感染の疑いがあるとの連絡を受け、25日に立ち入り検査。感染源の特定を進めている。

ノロウイルスで3人死亡 大阪府

2013.3.19 20:27

 大阪府は19日、同府門真市の社会福祉施設で、入所者と職員計27人が嘔吐(おうと)と下痢の症状を訴え、うち入所者の95歳と89歳の女性が死亡したと発表した。95歳の女性を含む3人からノロウイルスが検出された。

 また、同府箕面市内の社会福祉施設でも、入所者と職員計19人が同様の症状を発症。急性心不全で死亡した入所者の83歳の女性からもノロウイルスが検出された。府はいずれも集団感染とみて感染経路などを調べている。

 ⇒ノロの発生源はさまざまあるようです。
>>詳しくは

 
 

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