'13-08-29投稿
ゲリラ豪雷雨が先日25日、島根県、大阪府、九州北部などで発生した後、ここ数日、猛暑が収まり、比較的過ごし易い気候となっています。
気温と雨量の統計(http://weather.time-j.net/)で日本各地の気温の推移を観ると、豪雨雲の影響で猛暑は和らいでいるようです。
msn産経ニュース 2013.8.27
53日ぶり猛暑日ゼロ 前線南下、冷気が影響
「日本列島は26日、停滞前線北側の冷たい空気の影響を受け、7月4日以来53日ぶりに、観測点927の中で気温35度以上の猛暑日地点がゼロとなった。今夏で最も多かったのは、8月11日の297地点だった。・・・」という。
年初来から続く未曾有の季節はずれ、場違い、日毎の寒暖差など一連の気象異変現象の原因は一体何が影響しているのだろうか?誰しも知りたいところです。
先日25日のゲリラ豪雷雨の発生地域と状況を調べてみると、いずれも未曾有の降雨量であったことが解ります。
msn産経ニュース 2013.8.26
島根豪雨、警戒続く 大阪でも梅田の商店街が冠水http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130826/dst13082607240001-n1.htm
「前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になり、25日は九州から近畿の広い範囲で非常に激しい雨となった。記録的大雨となった島根県西部の益田市では未明に、観測史上最多の1時間に87・0ミリの猛烈な雨を記録。大阪市でも10分間の雨量が過去最多を記録した。
23日朝からの総雨量は島根県江津(ごうつ)市と浜田市で、いずれも8月の月間雨量平年値の3倍を超えた。大雨の影響で島根県では約3万7千人、山口県では約6600人に一時避難勧告が出た。気象庁は、山口県と九州北部に土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛け、26日夕までの24時間雨量は多い所で150ミリと予想している。
気象庁によると、25日は兵庫県西宮市で1時間に78・0ミリ、熊本県阿蘇市で77・0ミリ、山口市で76・5ミリ、大阪府豊中市(大阪空港)で66・0ミリの非常に激しい雨を観測した。
午前10時55分までの10分間に27・5ミリを観測した大阪市では、中心部に位置する梅田の商店街で通路が冠水。大阪府内では100棟以上が床下浸水した。同府枚方(ひらかた)市の2階建てアパートでは、建物の基礎付近の土砂が雨の影響で崩れ、住民が避難。長崎県平戸市では国道や市道が陥没するなどし、福岡県朝倉市では県道ののり面が崩れた。・・・」という。
特に、島根県の降雨量は激しかったようです。
3時間で200ミリ超、島根で記録的豪雨 気象庁「命守る行動を」http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130824/dst13082408500001-n1.htm
2013.8.24 08:49
気象庁によると、島根県内では24日は多い所で1時間に80ミリの雨が降る恐れがあり、土砂災害や河川の氾濫などに注意が必要だ。重大な災害の危険性が高まった場合に今月30日から発表を始める「特別警報」に相当するとして「直ちに命を守る行動を取ってほしい」としている。・・・」という。
既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
⇒今年の豪雨発生は例年と比べて、かなり異なるようですが、西日本から九州北部にかけての地域が激しいようです。特に、島根県、山口県は7月28日の豪雨の再来であり、春先問題となった大陸から偏西風によって飛来する大気汚染微粒子の影響を受け易い地域?とも想われます。
話が少し反れるかもかもしれませんが、
大気浮遊微粒子の発生に係る報道として、
大気汚染、アジアを覆う 132カ国調査、最悪はインドhttp://www.asahi.com/international/update/0324/TKY201303240100.html
中国で問題となっている微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染は、アジアや中東、アフリカといった地域の国々でも深刻な状況にある。経済優先で排ガス対策が後回しになりがちな国が多く、対策が急がれているという。
越境大気浮遊粒子とは、単に、化石燃料の燃焼灰によるのみならず、
既報の引用、SPRINTARSの予測動画から見ても、甘粛省以西の自治区、西蔵(チベット)、新疆維吾爾(しんきょうウイグル)、また、中東、インド北部、パキスタンでも黄砂が多量発生していることから、黄沙との複合化が進んでいると推察されます。
参考: SHIMADZU 粉博士のやさしい粉講座 環境分野と粉体測定http://www.shimadzu.co.jp/powder/lecture/
beginner/b03.html
イラク(中東)からの黄砂によれば、
(一部割愛しました。)
「通常の黄砂は、中国大陸で巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って飛来します。ところが、この時期、中国大陸では大規模な砂嵐の発生がなく、イラク(中東)で大規模な砂嵐が発生しており、これによって巻き上げられた砂塵が日本まで運ばれてきたものだと考えられています。
今年の一連の気象異変現象の特徴は
既報寒暖の変化が激し過ぎる昨今 今夏は未曾有の猛暑日もあるのだろうか?(2013-05-25)で記載したように、6月初旬から中旬にかけての西日本各地猛暑。
西日本各地猛暑日、55地点最高 大阪・豊中37・9度http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061301001516.html
「日本列島は13日、近畿や中四国を中心に晴れて気温が上がり、最高気温は大阪府豊中市(大阪空港)で平年より10・2度高い37・9度など、33地点で35度以上の猛暑日となった。豊中市など55地点(タイ記録含む)は6月の観測史上最も高い気温だった。
その後の列島各地の涼しさ。(2013-07-05)
このような未曾有の季節はずれ、場違い、日毎の寒暖差の原因は
・単に緯度(日照時間、UVインデックス)による影響のみならず、
・5月太陽活動がピーク (2013-05-05 )
すなわち、古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波の変動のみならず、
一般的な温暖化要因のみだけでは整理されなく、
SPRINTARSの大気汚染粒子、黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏における環境放射能、スペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山灰、焼却灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーの減衰状態が大幅に変動する影響しているのでは?と想っています。
ということで、
個人的には猛暑とゲリラ豪雷雨とは表裏一体の関係にあると妄想しています。
話を戻して、
既報ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展が望まれる。(2013-08-06)と妄想していますが、
既報今年のゲリラ豪雷雨はどのような地域で発生しているか調べました。(2013-07-31) を参考にして整理した今年のゲリラ豪雷雨の発生地域の地殻の特徴および周辺環境2013-08-02 )から、
発生地域を整理しますと、
(都市圏、空港、再発地域)
山口県萩周辺(6月20日、7月28日)、石川県氷見周辺(6月20日)、首都圏東京墨田川周辺、(7月28日)、宮城県周辺(7月30日)、岐阜県飛騨周辺(7月30日)、新潟県長岡周辺(7月30日)、島根県津和野、大田周辺(7月30日)、・・・。
その後、
鳥取空港、
京都府、名古屋市、東京お台場、蒲田など
詳しくは、
YAHOO風水害ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130826-00000535-fnn-soci
8月24日以降では、
島根県西部の益田市、島根・江津(ごうつ)市、島根・浜田市、大阪・豊中市(大阪空港)、中心部に位置する梅田、枚方(ひらかた)市、兵庫県西宮市、熊本・阿蘇市、山口県山口市、九州北部の福岡県朝倉市、長崎県平戸市など
で発生していたようですが、
新たな妄想として、
空港、都市圏の特徴として、
地殻表面がコンクリートで覆われていることと、
無数の通信電波が飛び交う地域に雷雨雲が停滞しやすいのか?と
個人的には、推察しています。
goo辞書によれば、
コンクリート【concrete】とは
セメント(石灰を主成分とする、土木建築用の無機質接合剤。石灰石・粘土などを粉砕し、焼(かしょう)・焼成して作る粉末。)・砂・砂利に水を混合して固めたもの。
石灰はカルシウム(Ca)の化合物であり、後述するように、プラス電荷を持つことによって、マイナス電荷を持つ雷雲を引き付け易いのでは?と思っています。
また、電波はマイクロ波ほどではないが、雲を構成している氷片を加熱するため大粒な雨が降り易いのでは?と妄想しています。
加えて、
必ずしも原発周辺のみではないようですが、地下水を含む環境放射能が高い地域のようです。
自然放射線マップ
(google画像検索から引用)
日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map
環境放射能(エアロゾル)による大地に対する表面電荷の影響があるのでしょうか??
また、
既報地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)の引例
日本の主な砂鉄産地
http://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html
引用文献: 井口一幸著〔古代山人の興亡〕より
島根県、新潟県、兵庫県など砂鉄が多く古代「たたら製鉄」を実施していた地域はゲリラ豪雷雨にも影響するのだろうか?
大地の表面電荷を+(プラス)にしているためと思っていますが、
既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?に記載したように、台風とは違って、地域を限定して、短時間に、けたたましい降雨で不意打するゲリラ豪雷雨については、地面の表面の電荷が近隣地域と比べて、プラスになっていて、マイナス電荷をもつという雷雨雲との電位差が大きくなっている場合に雲を引き付けて、起こり易いのか? と改めて思われます。
ちなみに、一般的な地質を構成する珪素(Si)の酸化物はマイナス電荷ですが、プラス電荷を持つ物質として、カリウム(自然放射能)、セシウム(核分裂放射能)、ストロンチウム(核分裂放射能)、カルシウム(石灰岩)、・・・・アルミニウム(ボーキサイト鉱床)、鉄(砂鉄鉱床)などが多く含まれると地殻をプラス化すると思っています。
砂鉄は粒子(表面積が大きい)なのでプラスの表面電荷が大きいのではとも思われます。
参考:平均的な地殻組成例
(google画像検索から引用)
⇒一度ゲリラ豪雷雨に見舞われた地域では表面が洗い流されて、プラス電荷として作用すると思われる環境放射能が少なくなっているのだろうか?島根県の場合、まったく同じ地域では発生していないようですが、引き続いて着目する予定です。
>>次報に続く