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ようこそ有馬温泉へ

2010-11-09 18:38:44 | Weblog
さんざん道草を食って、ようやく細木数男の店にツルと私は到着した。腹ごなしに歌でも唄おうと思って行ったのに、いきなり数男が「ガキつか 観よ!」と言い出して、DVDを かけてしまった。3人でテレビ観ながら だらだら だべりんぐ。まぁ、いいや。数男の顔見てたら、それだけで安らぐし…。

細木数男は立派な男性なのだが、どことなく田舎の おばあちゃんみたいな雰囲気がある。有馬の人だからか、有馬に住んでる おばあちゃんに会いに来たような気分になる。なにしろ数男の店では、いつも「ようこそ、有馬温泉へ!」の声と共に、炭酸煎餅の割れ煎餅が出てくるのだから。


ツルと話していると、「あ~、今いいとこ見逃したな。」と、数男にいちいち突っ込まれて、ろくに話しも進まず、唄うわけでもなく、なんかテレビ観に来たみたいなコトになっていた。



1時間ほどして、今日から家の遠くなった私は、ぼちぼち帰ることにした。なにしろ、今夜の寝床も まだ用意していなかった。引っ越しの合間 合間に飲んだくれ。久しぶりの休みだもん、嬉しくって。(*^_^*)


帰ろうと席を立とうとして目に入ったのは、店の隅っこの壁に無造作に ささった、有馬温泉の うちわ だった。数男はホントに有馬が大好きなんだね。



気を使わない相手と、気を使わないマスターの店で、ぐだぐた言いながら飲む。これほど安らぐ時間は ないね。私の久しぶりの2連休は、こうして過ぎていきました。さぁ、充電完了! これから年末まで 突っ走るぞーっ!(`_´)

伊東さんの作品その2

2010-11-09 15:20:45 | Weblog
この日は、お月さまと お星さま が目につきました。でも他にもスターウォーズに出てくる異星人みたいな、モンスターみたいな、小さな小さな人形が たくさん居ます。ツルツルも私も、しばらく伊東さんの世界に包まれて、時の経つのも忘れてました。

小さな小さな お店です。夕方から夜中、明け方まで開いています。場所はトーアロードのTSUTAYAの向かい側(西側)です。見つけたら、入ってみて下さい。時が止まったような錯覚に陥ります。誰でも きっと子供の心に かえって、輝く瞳に戻ってしまいますよ。

いとう工房

2010-11-09 15:08:34 | Weblog
ツルと元町の大丸から、三宮の駅近くにある細木数男の店まで歩いた。途中、トーアロードを上がっていたら、ツルが「こんな時間にトーアロード歩いたの、久しぶりやわ。」と言うので、ふと思い出した。


からくり人形を制作している

《いとう工房》

という不思議な店が、近くにあることを。


昔、TETEがトーアイーストにあり、私の自宅が北野町に あった頃、この不思議な店《いとう工房》を見つけたのだ。深夜の3時頃だというのに灯りがついていて、表には『営業中』と書かれている。中に痩せた男の人がいて、何やら細かい作業に没頭している。初めは気になったけど中には入れず。でも何度 前を通っても真夜中、いや明け方でも『営業中』。本当に不思議に思い、ある日の深夜、勇気を振り絞って中へ入った。

中には ひとつの世界が広がっていた。夢の中みたいな、違う星からきたみたいな…どれをとっても不思議な雰囲気の人形達が、ゼンマイを巻くと次々と動き始めた。まるで生きているみたいに…。

ここは夕方 開いて、明け方まで営業している工房。伊東さんはメガネをかけて、冬でも裸足にサンダル履きで、痩せている。いつ入っても作業の手を休めて、たくさんの人形のゼンマイを巻きながら、独特のムードで話しをしてくれる。私は痩せている人を見ると、とにかく何か食べさせたくなる性分なので、よく おにぎりを握って帰りに差し入れがてら人形を見に行っていた。

ツルに昔《いとう工房》の事を話した。ツルは それを覚えていて、「行こう!」ということになり、しばし寄り道して不思議なワールドへと2人足を踏み入れた。

‥‥続く

花泥棒に罪はない?

2010-11-09 14:48:14 | Weblog
ツルツルと大丸の1階の花屋の前を、夜の9時半頃 歩いた。

何万円もする鉢植えが、無造作に並んでいる。何の警備も付けずに…!?
( ̄□ ̄;)

ちょっと重いけど、車を横付けすれば簡単に盗めるんじゃない?ってぐらい、普通に並んでる。『どうぞ お盗り下さい』とでも言うようだ。

すると大丸の社員用の出入り口から、警備員さんが1人出て来た。ツルが大きな声で「すいませ~ん!」と、その警備員を呼び止めた。何を訊くのかと思いきや、やはり花屋の事だった。


「これって、夜中も出しっ放しなんですか? 盗られたりしません?」と、ツル。
「私も そう思いますけど、こればっかりは花屋さんの してらっしゃることですのでねぇ。」と、警備員 苦笑い。「でもコレ、結構な いい値段ついてますでしょ?」と、首を かしげながら言う。「別に盗られてもいいんですかね?」と、また苦笑い。

もちろん、もっと深夜になればセキュリティーが かかるらしいけど、外に置かれた大きな鉢植えは、セキュリティーのしようもないし、そのまんまだそう。


なんか ちょっとビックリしてしまいました。やっぱ神戸って田舎やね~。警備員さんと別れて、ツルと2人、笑いながら細木数男の店まで、腹ごなしに歩くことにした。


‥‥続く