風が冷たくなってきて、夕方になると足早になり、温かい部屋へ向かう・・・
秋はお菓子がよく売れる。
秋だからこそ、美味しい素材が出てきたり、ひんやりと気温も低く乾燥していると
お菓子も美味しい状態である程度日持ちしてくれる。
昨日、「秋のグーテ」を無事に発送しました。
今回は、栗のダックワーズをメインにしたいという思いがあって企画しました。
このダックワーズ、久々にしみじみ美味しいな、よく作りこまれているな、と思います。
私はお菓子に対して、一口頬張って、何も考えずに「わぁー、美味しい」という直感を持てるか否か・・・
これが売り物にする基準にしています。
そういうお菓子は、実によく作りこまれたものだと思っています。
今回、夏に我が家の庭で収穫した大粒のブルーベリーや、林檎をたっぷり入れてた岩のようなマフィンも加えたました。
少しばかりですが、店主の気持ちとして、余分が入っています。
極少数だと思いますが、a trois heuresを気に入って下さるお客様だけのために作りました。
週末の、緩んだ空気の流れのなかで、温かい飲み物と一緒に食べてほしいな。
自分で飲み物を淹れるときって、自然と手先が優雅になりませんか。
決して雑にならないと思うのです。
そんな時間は日常のなかで、大事なんだと思います。