電子書籍と紙媒体の本。どちらも捨てがたいものです。それぞれの良さがあります。
ここ最近、Fire を使って本を読みあさっているのですが、電子書籍の良さを感じられるようになっています。
多くの書籍をひとつのツールに入れて、気分しだいで、読みたい本を選んで、飽きてきたら、他の本を読む。
このスタイルは、これまで紙媒体の本を読んでいたときには無い形で、まるで、好きな音楽をランダムに聞いているような感じです。
意外にこの方法が、読み進めるにあたっても集中力が続くような気がします。違う本に読み移る時に、気持ちよく読み進められるような感じがします。
電子書籍を利用していて、いいことも多々あります。重要なところは、線を入れるのがすこぶる簡単です。紙媒体では、線が曲がって、見映えがよろしくないのですが、電子書籍は、そんなことは、気にする必要がありません。
メモもとれますし、解らない言葉は、検索ツールで、直ぐにわかる。何よりも複数の本をひとつのタブレットやスマホに保存しておくことができるので、本の固まりそのものから必要に応じて、情報を引き出すことが、簡単にできます。
紙媒体だと、そんなことは、不可能で頑張ってやったとしても、仕事をしながらだと2、3冊持ち歩くのが限界です。私は、記憶力が低いので、読んだ箇所は、数時間もすると忘れてしまいがちになります。
自分が必要だなと感じる、文章、言葉、意味あいなどは、何回か読み返しをして、反復しないと、定着しません。そこまでやっても、年齢も年齢で、本にかかれている内容も必要に応じて、その鮮度が変わるのでの、自分の周辺に必要な本はおいて、必要な時に再確認できる状況を作る。そういう使い方をしたほうが良いような感じがします。
これまで本は、一度読んだら、棚にしまい、ある程度時間がたつとBOOK・OFF送りにしていましたが、必要な本、良いなと思える本は、あらためて読み返してみて、必要な箇所は、繰返し反復して読んで、知識活用を進めようと思います。