約3年ぶりの小菅川。
川鵜の襲撃が酷いという状況もあるようで、ハイプレッシャー
のなか、釣れるのかお試し釣行。
気持ちが速り、これまでで一番早く4時半に到着。
誰もいない金風呂C&Rエリア。
監視員さんは、川鵜対策の為かいらっしゃって、入漁券のチェック。
連休中は、釣り人は少なかったらしい。
今回、初の7.6フィート3番ロットを試し、慣れるのが目的の一つ。
5時くらいから開始。

何投か目にオレンジのマーカーに虹鱒が出てそのままスレがかり。
綺麗なレッドバンド。小型のレインボー。
ロッドは、6pcなので固いかなと思っていたら、丁度良い
しなり。ロッドの弾性で小型虹鱒にテンションがかかり
感触がいい。フライは、タンのMSC12番。
早朝、気温は一桁で寒い。散発ライズは、あるが渋い状況。
下流から釣り上がり途中ドライで様子を見るが明確な反応無し
で堰堤まで上がる。堰堤の形は、前回来た時から大きく変わり
小さく浅くなっているよう。
ルースニングで流すとウグイが掛かる。婚姻色のオレンジが
綺麗であるが群れで泳ぐ様子は、渓流の透明度の中で
異様に目立つ。
堰堤の脇を流すと続けて小型の虹鱒が掛かる。フライはMSC黒12番。
明確なあたりで気持ちが良い。
ここまで、新しいロッドは、快調。
最近は、槻川で8番9フィートを振っていた為、軽い軽い。
投射もフライラインを長く出しても狙ったところにだいたい
行き、25年前に購入した、これまで使って来た3番、4番ロッド
よりかなり振り易い。時代のながれで素材やロッド
そのものの進化なのかか驚くばかり。
堰堤から吊り下がり、虹鱒を数尾追加。合わせ易くラインブレイク
も無く快適な釣り。
途中グリーンのシールマーカーに変更するとマーカーが
回転するため幾度かライントラブルで仕掛けのやり直しを行う。

気を取り直し早瀬を流すと、ヤマメが掛かる。
小菅川は、川鵜対策なのかヤマメ、岩魚が掛かることが
以前に比べると格段に減った。放流量を減らしたのか、下手になった
のか個人的にはそんな印象。
虹鱒とは違う軽いあたりとシャープな引き。トルクフルな
虹鱒とは違う。放流もののヤマメだけど久しぶりで嬉しい。

お昼近くになり流石に疲れたので食事休憩。新緑の日陰で
のんびりとおにぎりを頬張る。こんなことがいつまで出来るのか
ちらっと思いながら腰の張りを休める。帰ろうかなと
思いつつ、せっかくなので午後も釣ることに。
虹鱒とウグイを追加して16時に納竿。
今回は、黒のMSCに顕著にあたりが出て、フェザントテール
ミッジ、カディスピューパ、ドライには無反応。
早朝は気温低目で反応が無く、暖かくなった10時過ぎから
反応が出始めた。
ヤマメ1 虹鱒5 の渋い結果でした。