コロナの感染に関するニュースばかりになっている最近の報道。その中の一つに
アフターコロナというような言葉を耳にします。
特効薬、ワクチンが現状なく、できたにしても、後1、2年は、かかりそうということで
各国の経済と生活の立て直しについては、感染症拡大前と同じ生活に戻ることは
できないのではということで、その変貌ぶりを想定して使われる言葉のようです。
決定的な薬がないなか、コロナの第二波、第三波は、必ず発生するのでしょう。
そう考えた場合に、ある程度、今回のような自粛を繰り返しながら暮らしていく
1、2年になるのかもしれません。
警戒地域以外は、解除に向かって、自粛緩和を勧めている地域の報道の映像
韓国、台湾の緩和された映像などを見ると、元に戻りたいという反動で、人の
動きがあるようにも思えます。
ニュース番組では、感染数、陽性率などが下がってきた情報をよく目にします。
おそらく少しづつ減ってきているのでしょう。そして次は、仕事をするスタイルが
大きく変わる。変えるチャンスということで、極端なことを言っているようにも
思えます。
完全な治療薬ができるまでは、完全に元にもどるということは、期待できないの
かも知れません。経済動向は、元にもどるまで、数年はかかるのでしょう。
この疫病は、人類に壊滅的なダメージを与えるほどのものでなく、いやらしい
形で居座るような感じがあるので、これにうまく対処しながら、元の経済動向
にする事を意識することが肝要かと思います。
ビジネスは、当然ながら在宅ワーク1本で進めるものでもないので、人との接触
頻度を抑えつつ、必要ある場合を見極め適時機会をつくり、代替になる手段
TV会議などにも慣れ、ちゃんとした慣習をつくり、対応をしないとということを
思ったりします。
非常時であるのは、変わりないのでしょう。そんな時に中庸という言葉が頭の
なかをよぎりました。極端なものの見方をして、実態とかけ離れた動きになると
いやらしい流れができたりするものなので、そんな時こそ中庸という考え方は
大事の思えます。
在宅と現場での仕事が混ざっても良いでしょうし、対面しての打ち合わせとTV会議
での打ち合わせが両方あっても良いでしょうし、場所や方法、ツールはいくつも
あって良いと思います。変化した状況や環境に対して、前と変わらない意思疎通の
厚みを持ち続けることが、一番重要に思えます。