目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

日本の文様・七宝

2019-05-26 | 趣味

キャラブキを作りました。

 

キャラブキを作るにはまず裏の草むらで蕗を集めてきます。

 

それから葉っぱを切り落とします。

 

食べるのは茎だけですからね。

 

葉っぱは残り物というか邪魔者。

 

その邪魔者の葉っぱを使って染物をします。

 

草木染めはその原理から絹やウールによく着色する性質です。

 

なのでその色を移すには絹の布が一番適しています。

 

またそのしなやかさや繊細な技術で織られた日本の絹織物は

 

一度手にすると離れられない魅力を持っています。

 

そのメイドインジャパンの絹こそ

 

この地の植物で染めるに適していると感じるようになりました。

 

それ以来、絹の白生地を探しては染めています。

 

時には白の長襦袢を解体し、時にはオークションで競り落とし、

リサイクルショップを回っては白生地を探していると

 

色々なタイプの絹と出会えるのが面白いのです。

 

私の好きなのは綸子。

 

綸子は絹の紋織物で

文様の入っていることが多い生地です。

 

その文様も日本人が長く愛してきたものは着物などに伝統柄としてよく使われていますよね。

 

 

これはおととい蕗の葉っぱで染めた綸子ですが、

 

七宝の文様が織り込まれています。

 

アイロンをかけてないのでよく見えませんか?

 

丸を重ねて作る模様です。

 

日本の伝統的な文様の一つで七宝と呼ばれていて、

 

次のような意味があるそうです。

  • 仏教の経典に書かれている七つの宝物「金、銀、瑠璃、珊瑚、瑪瑙(めのう)、玻璃(はり)、千年生きるとされるシャコガイ」に由来すると言われている
  • 耐えることのない永遠の連鎖と拡大を意味し、円満、調和の吉祥文として親しまれている
  • 中心に花を据える「花七宝」、重なる円弧の部分に小円を重ねる「星七宝」、連続させた「七宝繋ぎ」などがある 」

 

 麻の葉や青海波、亀甲なども伝統柄として知られています。

 

綸子にはこの伝統柄が織り込まれていることが多いですね。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャラブキ

2019-05-26 | 日記

こんにちは

 

山里は今日一日曇り空でした。

 

気象状況を見ると本州の中央を縦に長い筋雲の群れが停滞していました。

 

その雲に覆われていたので暑さもそれほどでなく少しだけ蒸し暑い時期があったりしただけの

 

概ね過ごしやすい日となりました。

 

昨日の朝採った蕗を日陰干しにしたまますっかりそれを忘れてお風呂に行き、

 

戻ってきて思い出したのが寝る前のこと。

 

この暑い日に一日中風に当たっていたせいで思ったよりぐたっとしています。

 

明日まで置いたのでは干しすぎでしょう。

 

ちょっと水洗いして産毛を落とし、短く切って塩水を沸騰させ五分茹でるだけの

 

簡単な仕事なので、ちゃっと済ませておきました。

 

そうしてアク抜きをした蕗を真水につけて朝まで置いたのを

 

今朝煮つけたわけです。

 

一昨日の蕗は同じようにして昨日の朝にもうキャラブキにしてありました。

 

比べて見ると今朝できたのは干した時間が長かったぶん

 

くにゃっとしており、昨日の朝のはまっすぐの棒状です。

 

干し加減の違いが仕上がりにありありと出ています。

 

これは楽しい発見でした。

 

 

味もその日の匙加減なので多少の違いが出てきます。

 

一掴みずつの蕗の量で小分けに作るのもいいですね。

 

味つけの変化干し加減の変化でいろんな種類のキャラブキを楽しめますね。

 

この季節しか作れない味の一つがキャラブキです。

 

本当に美味しいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする