雲の多い日でした。
今日は午後から歯医者に出かけ、帰りに一番お気に入りの温泉施設に寄ってきました。
そこで外国人に会ったのです。
家人以外の外国人に会うのは初めてのこと。
外国人の旅行者が増えているとは聞いていますが、
ついにこの山奥の温泉にも現れました。
少し英語が話せるのでつい声をかけ、どこの国の人か尋ねると
なんとセルビア人でした。
セルビア?
知ってますよ、というと彼女の方が驚いていました。
セルビアと言ってすぐにわかる人はとても珍しいらしい、と言います。
私が、パートナーの前の奥さんがユーゴスラビア人でした、というと
もっとびっくりしていました。
そうでしょうね、私もびっくり。
まさか旧ユーゴの人にこの山奥の温泉で出会うなんて
夢にも思いませんでしたよ。
縁て不思議なものですね。
外国人旅行者が多いとは聞いていますが、
本当なのですね。
山の中に引きこもっている私には実感がなかったけれど、
最近ちょっと外界に出ると確かに
外国人観光客が多いなあとは思ってました。
彼女は今アルバイトをしている会社の人たちと一緒に来ているようです。
ひとり旅の外国人がふらりとこの山奥までやって来たわけではありませんでした。
そうだとしたらすごいですよね。
彼女はこの山奥がとても気に入って、
どうして外国人がここを知らないのか不思議だと言ってました。
もっと有名になっておかしくない、とかいうので
あまり有名になってほしくはないよ、答えておきました。
このままが好きなのです。
この温泉は低温サウナと水風呂がお気に入り。
でも今日の水温は十五度であまり冷たく感じませんでした。
やっぱり冬の時みたいに水温十一度くらいがいいかなあ。
サウナと水風呂の温度差が大きいほど刺激的で
それが好きなのに、
今日はイマイチでした。