目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

半分、赤い・イチゴとカラスの物語

2018-05-11 | 日記
日中は暑いくらいなのに朝晩は寒い日が続いています。

この前の激しい雨の日が終わった頃からこの陽気ですの。


雨の前にね、いちご畑の草取りをしたのです。

その時に本年初のイチゴが半分赤くなっているのを見つけました。




我が家のイチゴはもうすっかりカラスの知るところとなっています。

イチゴの収穫はカラスとの競争です。

もう少し赤くなったら採ろうと楽しみにしているとカラスに先を越されるこてしまい

悔しい思いをしています。

友達はわざと草ボーボーにしてカラスの目に届きにくくしていると云ってました。

なるほどその手もあるか。

しかし我が家ではやっぱりよく陽に当ててあげたい気持ちもあり、

草は刈っています。


それにかの家はいちご畑が家の前にあるけれど

我が家の畑は家の裏にあるのです。

裏ということでつい目が届きにくくなり

カラスのやりたい放題となってしまいがちです。


カラス対策を何か考えなきゃね、と二人で話しているところでした。

そんなわけでこの初イチゴを守ろうと

地面に枝を挿してイチゴの周りに柵を作りそれなりの防御を試みたのでした。

ところが、雨の後朝一番に見に行くと

やっぱりイチゴは無くなっていました。

カラスの勝ちです。


あんな棒っ切れを並べただけで守れると思うなんて

ちゃんちゃら可笑しいわい、とカラスに笑われている気がします。


これからどんどん色づいてくる完全無農薬の美味しいイチゴを

カラスに取られてしまうのはあんまりでしょ。

私たちは考えた結果、イチゴの周りをネットで囲うことにしたのです。


ホームセンターできゅうり用のネットを買って来て

その辺の竹を使って昨日の午後二人で仕事をしました。

カラスの習性は観察した経験ある程度わかっています。



イチゴ畑に来る時のカラスの行動も知っています。

カラスはね、必ず目的のイチゴから一メートルくらい離れた位置に着地して、

周囲に目を配らせながらチョン、チョン、チョンと

軽くスキップするように近づいて行き、もう一度周囲を確認してから嘴を素早く突き出して獲物を咥え、

くるりと身を翻して飛び上がります。

この習性からすれば今回私たちの作った囲いがあればもう被害は免れるはずです。

今朝、ネットで囲まれたイチゴを見に行きました。

まだみんな無事だったけど、まだ半分赤いだけですものね。

ネットがなくたって無事なんですよ。

カラスって本当に頭がいいから

赤くなっていない実は絶対につつかないんだから・・・・

上からちゃんと見ています。




野生の動物ってなかなか無駄なエネルギーは使わないものですの。

けれどもやっぱり結果が無駄になることだって多々あるのです。

それは人間も同じです。

一生懸命やったのに実にならない時もありますよね。



とりあえず、ネットで囲んだので今年はイチゴを独り占め・・・・

できたらいいな。
コメント
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