私が普段愛用している「物入れ」は、リュックです。
車を使わない主義の私は(主義と言うほど頑なでもないけれど)
「物入れ」を、手で持って移動することが多く
ハンドバッグや、ショルダーバッグを長い間使っていると
身体の軸が、身体とバッグの重さとのバランスを取るために
バッグを提げている側と、反対側の方へ曲がってしまうクセがついてしまい
そのうち、何も持っていない状態のときでも
身体の軸が斜めになってしまうという話を聞いてから
それが怖くて、リュックを使うようになってしまったのです。
実際、街中を歩いていると、確かに軸の曲がっている人をよく見掛けるので
その度に、(うん、やっぱりリュックだ!)などと思ったりしています。
さて、いま使っているリュックが、少し古くなってきたので
最近、新しいリュックを探し中です。
ブランドや素材には全くこだわりはなく(それ以前に、興味が無い)
デザインと機能性を重視して探しているのですが
なかなか、しっくりくるものに出逢えません。
ダンスシューズが余裕で入る大きさで、でもゴツくなくて
ポケットが2つ以上付いていて、留め具が「スナップ」でなくて
色は、迷彩柄か、黒、紺、モスグリーン、ダークブラウン。
この希望を満たすリュックが、ありそうで、見付らないのです。
先日、街の方にあるバッグのお店で、あれこれ物色していると
実に手ごろな大きさの、迷彩柄のリュックを見付けました。
私が手に取って見ていると、案の定、店員さんが寄ってきて、言いました。
「そちら迷彩柄なんですよ!カワイイですよねぇ~」
えっ?
カワイイ?
迷彩柄、カワイイ?
私が迷彩柄のリュックを棚に戻して、店員さんから離れ
次に、モスグリーンと紺のコンビのリュックを眺めていると
先程の店員さんが、また寄って来ました。
「こちらはテントと同じ生地を使用しているんです
とても頑丈に出来ていて、カワイイですよね~」
えっ?
テント生地、カワイイの?
カワイイって感じなの?これ。
私は、「あからさまに」店員さんを無視して
別の棚にあった、ダークブラウンのカーフ素材風のリュックに触れると
やっぱり、店員さんがやってきました。
「こちらはヤギ皮の鞣し(なめし)仕上げになっておりまして、柔らかくて…」
言うね?
キミ、きっと言うね?
絶対言うね?
「カワイイですよね~」
やっぱり言ったー…。
ガッ、カリ。
キミのセールストークには、「カワイイ」しか無いのか!?
迷彩柄や、テント生地のモスグリーンと紺のコンビや
ダークブラウンの鞣し革のリュックの
「何処」が「どんな風」に、「カワイイ」んだよ!
どのリュックも、それなりに理想に近いリュックだったけど
店員さんのお陰で、すっかり買う気が失せてしまいました。
そもそも、どのリュックも予算オーバーではあったのですが
店員さんの接客が良かったら、きっと買っていたと思うんだけどな。
まあ、急いでいるわけでもないし、じっくり探すか。
リアルなカエルのリュックとか、ないかな。
背中にカエルをおぶってるようなデザインの。
そんなのがあったら、店員さんが止めても買っちゃうんだけどな。
車を使わない主義の私は(主義と言うほど頑なでもないけれど)
「物入れ」を、手で持って移動することが多く
ハンドバッグや、ショルダーバッグを長い間使っていると
身体の軸が、身体とバッグの重さとのバランスを取るために
バッグを提げている側と、反対側の方へ曲がってしまうクセがついてしまい
そのうち、何も持っていない状態のときでも
身体の軸が斜めになってしまうという話を聞いてから
それが怖くて、リュックを使うようになってしまったのです。
実際、街中を歩いていると、確かに軸の曲がっている人をよく見掛けるので
その度に、(うん、やっぱりリュックだ!)などと思ったりしています。
さて、いま使っているリュックが、少し古くなってきたので
最近、新しいリュックを探し中です。
ブランドや素材には全くこだわりはなく(それ以前に、興味が無い)
デザインと機能性を重視して探しているのですが
なかなか、しっくりくるものに出逢えません。
ダンスシューズが余裕で入る大きさで、でもゴツくなくて
ポケットが2つ以上付いていて、留め具が「スナップ」でなくて
色は、迷彩柄か、黒、紺、モスグリーン、ダークブラウン。
この希望を満たすリュックが、ありそうで、見付らないのです。
先日、街の方にあるバッグのお店で、あれこれ物色していると
実に手ごろな大きさの、迷彩柄のリュックを見付けました。
私が手に取って見ていると、案の定、店員さんが寄ってきて、言いました。
「そちら迷彩柄なんですよ!カワイイですよねぇ~」
えっ?
カワイイ?
迷彩柄、カワイイ?
私が迷彩柄のリュックを棚に戻して、店員さんから離れ
次に、モスグリーンと紺のコンビのリュックを眺めていると
先程の店員さんが、また寄って来ました。
「こちらはテントと同じ生地を使用しているんです
とても頑丈に出来ていて、カワイイですよね~」
えっ?
テント生地、カワイイの?
カワイイって感じなの?これ。
私は、「あからさまに」店員さんを無視して
別の棚にあった、ダークブラウンのカーフ素材風のリュックに触れると
やっぱり、店員さんがやってきました。
「こちらはヤギ皮の鞣し(なめし)仕上げになっておりまして、柔らかくて…」
言うね?
キミ、きっと言うね?
絶対言うね?
「カワイイですよね~」
やっぱり言ったー…。
ガッ、カリ。
キミのセールストークには、「カワイイ」しか無いのか!?
迷彩柄や、テント生地のモスグリーンと紺のコンビや
ダークブラウンの鞣し革のリュックの
「何処」が「どんな風」に、「カワイイ」んだよ!
どのリュックも、それなりに理想に近いリュックだったけど
店員さんのお陰で、すっかり買う気が失せてしまいました。
そもそも、どのリュックも予算オーバーではあったのですが
店員さんの接客が良かったら、きっと買っていたと思うんだけどな。
まあ、急いでいるわけでもないし、じっくり探すか。
リアルなカエルのリュックとか、ないかな。
背中にカエルをおぶってるようなデザインの。
そんなのがあったら、店員さんが止めても買っちゃうんだけどな。