吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

友、遠方より来る

2012-08-10 14:59:24 | インポート
毎年、夏になると、避暑のため里帰りする
小学校からの幼馴染のサキが、今年も帰ってきました。
サキは、現在北海道から遠く離れたところへ嫁いでしまい
1年に1度しか会えなくなってしまったのです(まるで七夕)

サキは、旧吐露の頃から、私のブログを読んでくれているのですが
当然の事ながら、「クリリン店長さんの美味しいごはん」にも引っ掛かっていて
私が最近、「クリリン店長さんのお店」に入り浸っているものだから
一体、どんなごはんを食べさせてくれるのだろうと
とっても気になっていたようです。
本当のことを言うと、もう一軒、別のお店(イタリアン)も考えていたのですが
予約を入れようと電話をしたら、なんと、電話番号が使われていない状態で
驚いて、そこのお店のホームページを確認しようとしたら
ホームページも消えていたのです…。
あんなに美味しいお料理を作るシェフなのですから
きっと、イタリアに修行に行ったんだと解釈することにして
第2候補だった、クリリン店長さんのお店に行くことにしたのですが
結果的に、こっちで正解だったような気がします。

何故なら。
私たちは、長時間居座るから。
お蕎麦屋さんって、お料理が出るのも早いけど、食べ終わるのも早くて
お客の回転率が良いお店という印象がありますが
私は、いつ行っても、誰と行っても、大抵長居します。
その分、大量に食べるんですけれどね。

昨日も、食べましたよ。
蕎麦サラダ、出汁巻き玉子、そば塩おむすび、蕎麦屋のまかない飯
そして、グルメなサキにも是非食べさせたかった、海老セイロ。
クリリン店長のお店に行ったことのある人なら
絶対に、「間違いのないチョイスだ!」と、頷いてくれる品々でしょ。
でも、実は私は、この日、悲しい間違いをおかしてしまったのです。
欲張っていっぱい食べる気満々で、ベストな空腹状態をキープしようと
昼食は、少し遅めの時間に、スコーン1個とヨーグルトで、軽く済ませたのですが
逆に、足りなくて予定より早い段階で空腹が訪れてしまい
まだだめ、まだだめと、待ち合わせの時間まで空腹に耐えていたら
今度は、空腹状態のピークを過ぎてしまったのです。
その結果、ワタクシとしたことが、お残しを発生させてしまい
私としては、非常に悔しい結果となってしまったのです。
私は、お食事は、綺麗に平らげたいのです。
私が心底食いしん坊だからというのもありますが
お残しは、作り手に失礼だろうという気持ちも強いのです。

おっかさんは、おうちのシェフです。
おうちのテーブルは、ほぼ毎日創作料理が並びます。
家族に喜んでもらうために、色々考えて作るご飯を
家族が、「美味しい」「美味しい」と、残さず食べてくれたら
作り手冥利に尽きるわけです。
それって、多分、おっかさんだけのものではなくて
クリリン店長さんに限らてたことでもなくて
多分、お料理を作る人たちに共通するものだと思うから
美味しいごはんを出されたら、感謝を込めて、きちんと平らげたいのです。
だから、それが出来なかったときは、悔しい気持ちと
ちょっと、「ごめんなさい」な気持ちになってしまうのです。

【予告】
このリベンジ戦は、土曜日のランチタイムに行われます。

話が、かなり長いを行数を割いて逸れましたが
サキの、海老セイロを食べた反応は、私が思った通りでした!
汁の香りを嗅いで、「おー!」
更に、お蕎麦をつけて食べて、「おー!」
海老入り揚げ玉を汁にさらさらと加えて、「おー!」
海老の素揚げを頭からぱりぱりと食べて、「おー!」
どこをどう食べても海老なんですけれど
ひとつのお蕎麦で、色々な楽しみ方が出来るんですよ。
海老セイロは、本当におススメです。

っていうか、ここのお店はおススメメニューが多過ぎるよ。
そば塩おむすびに、蕎麦屋のまかない飯に、カキそばに、肉そば
蕎麦サラダは一時期ハマってしまったほど美味しいし
悔しいけれど、この間食べたミニカレーライスも
私が邪道とする、カレー蕎麦が食べたくなるほど美味しかった。
でも、私がカレー蕎麦を邪道扱いするから
私にはカレー蕎麦作ってくれないんだって(ワルリン店長談)
だから、誰かと一緒に行った時に頼んでもらって、味見をするんだ~♪

サキは、なかなかどうして、結構なグルメちゃんで
北海道内に限らず、いろんな土地で美味しい物を食べている人で
自分も、小学校の頃から積極的にお料理を作る人なので
サキをどこかに連れて行くとしたら、ヘタなところへは連れて行けないのです。
となると、行き先がある程度限定されてしまうのですが
やっぱり、クリリン店長さんのお店という選択は、正しかったらしい。

サキは、小学校からの幼馴染で、2人の娘のお母さんでもあるので
私たちの話の内容は、思い出話だったり、共通の知人の近況であったり
子供の話であったり、漫画の話であったり、音楽の話であったり
次から次へとコロコロ変わり、そして尽きません。
そんな状態で、昨夜も4時間半居座ってしまいましたよ。

あ、サキへ。
先週の土曜日、あのお店での有線は1970年代のポップス設定になっていて
なんと、『奥様は18歳』のテーマソングが流れていたよ。
そんなマイナーな曲を聴いて、直ぐに分かってしまう自分って…。