天使幼稚園

カトリックの精神に基づいて未来を生きる子どもたちを育てます

3学期始業式

2024年01月09日 17時28分09秒 | 2023年度幼稚園
今日は3学期の始業式

園長先生からは、
「4月に1学年ずつ大きくなるために、3学期はみんなで助け合うことを大切にしていきましょう。
 そのために
 1.がまんすること
 2.ゆずりあうこと
 3.はなしあうこと
 この3つの約束を守ってくださいね。」
というお話をしました。

その後、3学期も神さまが守ってくださるように、
そして地震でこまっている人々に、神さまが力をくださるようにとお祈りをしました。


式の後は、お日様が暖かい光を注いでくれているお外で、元気いっぱい遊びました。

2学期の終わり以来久しぶりの外遊び。

今日は全力で駆け回るお友だちが大勢いました。

久しぶりに広い園庭を走り回ることができて、楽しかったね。
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<エンジェル>ねえ みて みて

2024年01月09日 17時09分49秒 | 2023年度エンジェル・フランソワ
今日からエンジェルクラスも3学期が始まりました。

お部屋の飾りもお正月バージョンになりました。

おしごとに取りかかっている子どもたち。
「ねえ みて みて。」
とできたおしごとを、次々に持ってきてくれました。

糸通しも上手にできています。

スタンプをペッタンコ。

こちらではお人形さんにお食事の準備をしてあげていますよ。

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<園長だより「風」1月号>辰年

2024年01月09日 08時00分00秒 | 園長だより
 2024(令和6)年「辰年」がスタートしました。「辰」という文字には「振=ふるう、ととのう」という意味があり、陽気が良くなって万物が振動し、草木が成長して形が整う状態を表すとされています。また辰年は動物では「竜:龍年」とされ、天空を飛び回り嵐を巻き起こす龍の姿から、勇ましさや躍動する年になるというイメージがあるようです。

 「振」「震」「唇」「農」などには「辰」が含まれています。「農」の文字も、「曲」の部分は「木木」が元になっていて、木が生えた大地を道具を使って耕す様子を表していて、これらの文字には「揺り動く」という意味が込められています。

 今年のお正月は「辰」ではなく「震」からの始まりになってしまいました。元日に起きた能登半島地震では多くの方が犠牲になり、まだまだ多くの方々が避難生活を送っています。2日には羽田空港で飛行機事故が起きました。「振興」の「振」ではなく、「地震」や「震えあがる」、「震」からのスタートです。亡くなられた方々のご冥福を祈りつつ、復興に向けてどんなお手伝いが出来るかを考えるお正月になりました。

 能登半島地震では津波が発生しました。地震直後のニュースでは、津波の映像はほとんど報道されませんでしたが、その後、北陸各地に大きな津波が到達していたという情報が伝えられています。しかし、東日本大震災の経験を生かし、一人ひとりが直ちに避難行動を行ったり、近所の住民同士が声をかけあって逃げたりしたおかげで、これまでのところ津波による被害者についての情報はなく、過去の経験を生かして身を守る行動ができていたようです。日航機の事故では、乗客乗員379人全員が無事に脱出することができました。その背景には、非常時でも落ち着いて行動することができるように、乗務員は非常時の脱出訓練を繰り返し行っていることが生かされ、また乗客も、乗務員との信頼関係の中、誘導の指示に従って行動し、無事避難できたそうです。このように、有事に備え、日ごろから対策を練ったり、訓練を重ねたりして、落ち着いて対処できる準備をしておくこと、そして信頼関係の中で行動することの必要性を、改めて認識することができた災害・事故でもありました。

 ところで、1月は英語で“January”和名は「睦月」です。January の語源は、2つの顔を持つローマ神話の「Janus(ヤヌス)」からきています。Janusは入口と出口を司る門の神ともいわれ、前年と今年の境を守っているそうです。「睦月」は、お正月に家族や親せきが集まり互いに睦み合うことから生まれました。Janus神のように、過去を振り返りつつ未来にその知恵を生かすこと、また、互いに睦み合い信頼しあって日々を生きること。そのことの大切さを教えてもらった1年のスタートの日々でもありました。

 令和6年は、平成が続いていれば36年、そして昭和でいうと99年になります。1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災直後に迎えた昭和元年。昭和は昭和恐慌から第2次世界大戦と多くの困難に見舞われる中スタートましたが、その後、戦後復興期から高度経済成長期を迎えるなど、大きく進歩していった時代でした。特にこの時代は、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」に描かれているように、貧しいながらも暖かいふれあいがある中、未来を信じて生きていることができる時代でもありました。

 地震や事故から始まった2024年だけれど、人々が援け合い、大きく進歩した昭和のように、充実した年になっていきますようにと願ってやみません。
                        (園長 鬼木 昌之)


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