goo blog サービス終了のお知らせ 

一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

李大剣故居~中国共産党の創設時メンバー!~

2018-03-08 05:45:53 | 北京市内観光

 地下鉄2号線の長椿街駅から徒歩7~8分、細い胡同を歩いた先にあったのが、李大剣故居(入場料10元)。まあ~、manamiの場合は、またまた“2018年北京博物館通票”を利用して無料(累計回収額160元)。

 李大剣(1888~1927年)は、1913年に早稲田大学に留学し、1916年に帰国するまでの3~4年間を日本で過したのだそう。功績としては、中国共産党の創設時の主要メンバーで、その後、第一次国共合作を促進したとのこと…。最後は、張作霖に逮捕・処刑されるという不幸な人生を遂げたのだけれど、北京大学の図書館に勤務していた時に毛沢東に出会い、初期段階の毛沢東に影響を及ぼしたともいわれている…。
 現在公開されている故居は、北京で生活していた約10年のうち、1920~1924年にかけて最も長く居住していた場所で、なかなか丁寧に展示されていたね!

 住所:西城区文華胡同24号 ℡:6601-1512



もっと北京の最新情報を集める! ⇒⇒⇒⇒⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

北京晋商博物館~「山西商人」って聞いたことある???~

2018-03-07 00:17:07 | 北京市内観光

 またまた、「こんな場所に、こんなテーマの博物館があったの???」という、manamiの新しい出会い…。それは、地下鉄1号線の東の終点・四恵東駅から徒歩10分程のところにある北京晋商博物館。
 「晋」の文字を見れば「山西省」ということで、山西省の北京駐在員事務所(山西会館)的な場所の1つ???
 manamiの最近の山西省に対する認識は、「炭鉱→石炭産業がある程度で、沿海部に比べると、かなり貧しい地域(他は、三大石窟の1つ“大同・雲崗石窟”)」という感じで、こんなに大きな外観の立派な博物館が造られているのには、正直ビックリ!

 が、博物館の中を巡っているうちに、知識はどんどん増えて、今度は自分の無知さにビックリ!明・清朝時代の山西省といえば、「山西商人(晋商)」として知られ、全国に勢力を延ばして、中国の金融を支配していたのだと…。明朝時代に、地の利に恵まれたこの地域の米穀商や塩商が巨利を得たのをスタートに、その資金を元手にビジネス範囲を広げて金融業にも進出、中国各地に山西会館を建てて活動の根拠地を広げていったとのこと…。確かに、少し前に足を運んだ世界文化遺産・平遥で見学した「日昇昌」などは、その代表だものね~。
 そして、博物館の中にも銅像が置かれていたけれど、山西省出身の関羽を祀った関帝廟を全国に広めていったのも、山西商人だったと…。
 でも、入場料50元はちょっと高過ぎるとの印象で、“2018年北京博物館通票”を利用(累計回収額150元)したので良かったけれど、博物館の入口まで行って、行き成り入場料が50元であることをつきつけられると、ちょっと引くかな~。それなりに、内容充実ではあるのだけれどね!

 住所:朝陽区建国路58号 ℡:6558-1268



もっと北京の最新情報を集める! ⇒⇒⇒⇒⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

広化寺~中国でも初詣!~

2018-02-27 00:03:02 | 北京市内観光

 春節休暇を終えて北京に戻ってみると、僅か10日ほどの違いにもかかわらず、随分と日が長くなって、気温も少し上昇気味で、manamiは自然と屋外散策に出掛けたくなった…。
 で、中国でも初詣に行こうということになって、足を運んだのが、地下鉄8号線・什刹海駅が最寄りとなる歴史ある仏教寺院・広化寺(1340年頃に創建され、今は、北京市仏教協会が所在)。
 一昨年・昨年は道教寺院の白雲観を訪問したのだけれど、今年は知り合いの老北京人にアドバイスを求めたら、最初に雍和宮や潭柘寺の名前があがった後、もう少し観光化されていない庶民派寺院を求めたら、紹介されたのがこのお寺だったという訳…。

 案内をかって出てくれた知人一家のお陰で、普段は開放されていないという境内の奥まで通してもらって、大雄宝殿はもちろん、天王殿・薬師殿等まで拝ませてもらって、感激!まあ~、祈る姿は見よう見真似でぎこちなかったと思うけれど、一生懸命だったのは言うまでもないことなので、今年はご利益期待しちゃおうかな~。

 住所:西城区鴉儿胡同31号



もっと北京の最新情報を集める! ⇒⇒⇒⇒⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

北京自来水博物館~社会科見学に出掛けよう!~

2018-02-13 00:00:00 | 北京市内観光

 この日、manamiが訪問した北京自来水博物館は、地下鉄2・13号線の東直門駅から徒歩5分程にあった。“2018年北京博物館通票”のページをめくっているうちに見つけた博物館で、入場料5元と記されていたこともあって、大して面白くないのだろうと思いながら足を運んでみたら、なかなか興味深いものだった…(累計回収額100元)。
 この博物館があったエリアは、清朝時代から市内に水道水を供給するための設備が設置されていた場所。それが、今は、再開発によってマンション等が建ち並ぶエリアに変身していて、その一角が博物館として利用され、真新しい建物の中で、快適に見学ができた!
 水不足に悩む北京の水源(蜜雲水湖、官庁水湖、南水北調)について学習したり、浄化の仕組み等を通じて環境保護の大切さを学んだり、現在の市内の水質検査状況を説明して安心感を与えたりと、小中学生の社会科見学には、ぴったり!

 さすがは中国の首都北京!あらゆるジャンルの博物館が揃っていて、飽きることはないね~。

 住所:東城区東直門外北大街甲6号院清水苑内 ℡:6465-0787



もっと北京の最新情報を集める! ⇒⇒⇒⇒⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

北京励志堂科学扁額博物館~一見の価値あり!~

2018-02-11 00:08:49 | 北京市内観光

 地下鉄八通線の高碑店駅からシェアリング自転車を必死にこいで10分余り、「こんなところに、こんなテーマの博物館があるんだ~」といった感じで出会ったのが、北京励志堂科学扁額博物館。
 四合院造りの建物&中庭を利用した博物館で、科挙の歴史や文化が紹介されたり、科挙合格を記念して作られた扁額などが所狭しと並べられていたりと、とても興味を魅かれて、狭~い博物館にもかかわらず、滞在時間は1時間を超えてしまった。

 例えば、明清時代の科挙試験の合格者数の比率については、江蘇省・浙江省の出身者が全体の57.8%を占め、早くから、両エリアが高い知識・文化の集積エリアであったことが分かる。
 また、現在、地下鉄1・2号線が交差する建国門駅の北西・中国社会科学院のある場所は、明朝1415年から清朝1905年に科挙制度が廃止されるまで、“北京貢院”として、科挙の会試が行われた会場だったことも、紹介されていた。

 まあ~、manamiの場合には、“2018年北京博物館通票”を利用したので無料で見学できたけれど(累計回収額95元)、1人40元という入場料は、北京の博物館にしては、やはり高いのだろうな~。マイナーなテーマであったり、場所が不便だったりすることもあると思うけれど、足を運んでいる人は、数えるばかりだったね!

 住所:朝陽区高碑店文化街1366号 ℡:8773-9655



もっと北京の最新情報を集める! ⇒⇒⇒⇒⇒ にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ