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一緒に学ぼう、等身大の中国!

manamiの私生活は、食べることと歩くこと。日々の生活を通して、メディアが伝えない、中国の今を覗いてみよう!

北京市古代銭幣展覧館(徳勝門箭楼)~金!金!金!~

2018-02-07 00:17:37 | 北京市内観光

 地下鉄2号線・積水潭駅から東に向って徒歩5分程進んだところにあるのが、徳勝門箭楼。明朝時代の1439年に創建された城門で、“九門走九車”の1つとして、主に、「北方民族と戦う軍隊が、戦闘に出発する時に通行」したといわれている。
 で、20元の入場料を払って(実際には“2018年北京博物館通票”を使って無料、累計回収額55元)中に入ってみると、そこにあるのは、北京市古代銭幣展覧館。約4000年前から中国国内で使用が始まった貨幣(当時は“貝”)のコレクションに加えて、流通する本物の貨幣ではなく、お祝い用などの目的で民間で作られた記念貨幣(今だと、観光地などで購入できる記念コインみたいなもの???)が“民俗貨幣”として紹介されたりしていて、それなりに面白かった。そして、箭楼部分に上がってみると、そこには古い軍事兵器の展示が…。
 この城門の北側からは、八達嶺長城や明の十三陵方面に向う公共バスが出ているので、そういう点でも知っていると、便利な目印かも…。

 住所:西城区徳勝門東大街9号 ℡:6201-8073



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正陽門城楼~耳が千切れそうになりながら、知識吸収!~

2018-02-05 00:00:05 | 北京市内観光

 この日manamiが出掛けた先は、地下鉄2号線の前門駅の真上、駅の名前にもなっている、前門。正式名称は、正陽門といって、1419年に創建された後、明朝・清朝時代を通して南正門として利用されてきたもの…。
 安全検査を経て、天安門広場に入って、正陽門東側の入口から20元の入場料を払って中へ…。実際には、“2018年北京博物館通票”を使って、無料だったのだけれど…(累計回収額35元)。
 この門は、1900年に八国聯合軍の攻撃にあったり、1937年に日本軍に占拠されたり、その他にも火災で何度も消滅しては建て直されてきたのだれど、1915年の改修後は、現在あるような城楼と箭楼を残すのみの姿になったとのこと…。

 で、城門内の展示を見ながら、今回学んだのが“九門走九車”で、これは、当時北京の城壁にあった9ヶ所の城門について、各々通行する車の用途が分れていたということを示したもの…。
  正陽門: 最も格式高く、主に皇帝の車が通行
  宣武門: 近くに刑場・菜市口などがあり、囚人や死人を載せた車が通行
  阜成門: 西山から石炭を運んで来る車が通行
  西直門: 水源である玉泉山・昆明湖に近く、水を運ぶ車が通行
  徳勝門: 北方民族と戦う軍隊が、戦闘に出発する時に通行
  安定門: 北方民族と戦った軍隊が、戦闘から帰還する時に通行
  東直門: 土木建築材料を運ぶ車が通行
  朝陽門: 通州方面から水運で運ばれてきた穀類を運ぶ車が通行
  崇文門: 税関の機能があり、主に酒を運ぶ車が通行
 耳が千切れんばかりの寒さの中ではあったけれど、天安門広場南側の高見から眺める360度のパノラマは、なかなかのものだったね!



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北京古代建築博物館’(先農壇)~“2018年北京博物館通票”を利用して!~

2018-01-23 00:00:04 | 北京市内観光

 天壇・地壇・日壇・月壇・先農壇の5つを総称して“北京五壇”と呼ばれたりもするけれど、この日、manamiが足を運んだのは、市内の中心部を南北に走る中軸線を挟んで、天壇公園の西側に位置する先農壇。その歴史はとても古いとされているけれど、“先農壇”という名称で登場するようになったのは明朝時代(1420年)のことだそうで、明・清朝時代の皇帝主催の祭儀、特に五穀豊穣を祈るための祭儀が行われてきた、歴史ある場所。

 まあ~、地下鉄では最寄り駅をみつけるのがちょっと難しいやや不便な場所にあるのだけれど、15元払って敷地内に入ってみると、「北京古代建築博物館」&「先農壇歴史文化展」という2つの展示が行われていた…。とっても地味目な内容だけれど、中国の建築物や中国の国内旅行に興味がある人には、それなりに面白く鑑賞できると思ったな~。

 では、「何故、今回、manamiは、ここを訪問してみることにしたのか?」というと、これまで訪問したことがない場所で、且つ、“2018年北京博物館通票”が利用できる施設だったから…。この、“2018年北京博物館通票”は、昨年末に、120元で購入した年間観光チケットで、北京市内113ヶ所の施設が無料・優待で入場できる(総額3,000元以上の価値)という優れもの。初日にして、まずは、15元回収!

 住所:西城区東経路21号 ℡:6317-2150



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八大胡同~「地球の歩き方」に導かれて…~

2017-12-22 00:02:49 | 北京市内観光

 地下鉄1号線の前門駅から徒歩7~8分、前門大街(歩行街)の西側エリアに広がるゴチャゴチャした街並みが八大胡同。もう少し丁寧に記すと、珠市口西大街の北側、鉄樹斜街の南側にあたる場所で、百順胡同・胭脂胡同・韓家胡同・石頭胡同・朱家胡同・榕樹斜街・陝西巷などが含まれる。

 で、manamiが、今更のように、このエリアに足を運んだのは、「地球の歩き方」に、「かつての北京の妓楼だった建物が残っているエリア」と紹介されていたのを見つけたから…。

 清朝後期には、多くの京劇俳優が生活し、主に清朝崩壊後に妓楼が広がったとのことで、約 2時間の散策中には、確かにその名残りを感じさせられる歴史ある建物に幾つか出会うことができた…。が、実際には、まあ~、随分と建て直しも進んでしまっているところもあれば、個人の居住地として内側が見られないところも多くて、当初、期待していたほどではなかったかな~。
 でも、真冬が近づく北京であっても、太陽が照った正午前後であれば、比較的快適に屋外散策が楽しめることが確認できて、それなりに意義ある週末になったね!



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雍和宮~見逃すべからず、黄色く輝くイチョウの黄葉!~

2017-11-06 00:05:13 | 北京市内観光

 地下鉄2・5号線の雍和宮駅から徒歩2~3分のところにあるラマ教寺院・雍和宮をmanamiが訪問したのは、晴天が広がる秋の1日。で、今年もとうとうチャンスが巡って来たと、朝から準備をして、ウキウキ気分で足を運んでみた…。

 25元の入場料を払って、敷地の中に入った訳だけれど、これまでにも何度も足を運んでいる場所なので、寺院そのもには、それ程興味がある訳ではなかった??? とはいっても、約270年の歴史を有し、雍正帝の王府として乾隆帝が建造し、その後は行宮として利用された後、北京最大のラマ教寺院として整備されてきた訳だから、歴史的な価値も、整備の状況もバッチリ楽しめた!

 が、「晴天が広がる秋の1日」をわざわざ選んで足を運んだ理由は、山門を潜って境内に辿り着くまでの間の参道の両側に連なる「イチョウの黄葉」を見るため…。明るい太陽の光に照らされてキラキラ輝く黄色の葉と、後ろに広がる鮮やかなブルースカイは本当に美しい!
 まだ、足を運んでみたことのない人は、1度、足を運んでみてはどうでしょう~。東京の神宮外苑のイチョウ並木にも負けない美しさが、市内の近所で楽しめますよ!



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