典顧堂日月鈔 on blog

日記というか雑記というか…… 人様にお見せすることを前提とはしておりません。

誕生! 中国文明

2010年08月14日 12時26分18秒 | Weblog
朝9時半の開館と同時に入場。

国立博平成館。

夏王朝から、
「いい音色だろ」でお馴染みの北宋まで、
青銅器や玉や土器や陶磁器や装飾品や「龍門石窟」の石仏や壁画などなど、
河南省にある文化財ごっそり持ってきました、という内容。

青銅器の細工なんかも素晴らしいのだけれども、
個人的に興味を持った、地味な展示は、
後漢時代の墓から出てきた、
「画像石 仙人乗亀」
と題されたモノ。

(おそらく)墓の内側にはめ込んだ石に刻まれたデザインなんだけど、
仙人が亀に乗っている姿というのは、中国でも珍しいのだそうだ。

亀に乗っている人、といへば、
日本では、浦島太郎さんが有名ですが、
浦島通のわたくしから言わせれば、
浦島太郎が亀に乗る話が出てくるのは室町時代からで、
それ以前は、亀がきれいな女性の姿になる、というストーリーである。

なので、この「仙人乗亀」が、浦島説話と直接結び付くかどうかはわかりませんが、
ま、ココロの片隅にでも小さくメモしておいてもいいかな、と。

特設のミュージアムショップでは、心を掴むような商品がなかったが、
関連して、青銅器複製品や玉製品等を販売しているコーナーは、
カタコトの日本語を話す中国人が売り子で、
胡散臭さMAXだったのであるが、

かなり昔、買うかどうかをさんざん悩んだ挙げ句、結局買わなかった、
武器のミニチュアセット
と再会し、
またしても心が動いたんだけど、
またしても購入を見送り、
代わりに、
中国歴代皇帝トランプ
を買った。


さらに、1階に、中国の工芸品の実演販売コーナーがあって、
篆刻の先生である、
1982年黒龍江省生まれの程俊英タンが、
鬼のようにかわいかったので、
ひとつ購入しようと思ったが、
安いもので1本4000円もしたので、買えなかった(T_T)
コメント (1)
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