てんち米店 東京府中のこだわり米屋 無農薬玄米・出産内祝い米・引越し挨拶品・披露宴両親贈答米

日々のあれこれ、米屋としての徒然を気分のままに。玄米・精米・環境・町づくりetc!

電気がどれだけ大事?

2012-07-14 16:46:52 | 環境

家族が病院に一か月お世話になった。

帰宅したが、ずっと酸素のお世話。

これから残りの人生、常に、酸素と一緒。

ということは、

部屋にいる限り、電気と一緒。

 

病室の施設を見ても、まぁ 全てが電気。

 

医療の進歩とは、つまりは、電気があることが前提。

 

「原発停めると人が死ぬ」

は Too muchだが、

当たらずとも遠からずだと感じた次第。

 

世界中で、これだけ安定したインフラを持っている国はないだろう。

電気・電話・ガス・道路、

日本人が当たり前だと思っていることが世界では当たり前じゃない。

 

今回の原発事故以来、

どうにも 解せないのが、

向こう岸に

「彼ら」(例えば、原子力村)

という存在を定義して、

彼らを攻撃していれば、

世の中が変わると思っているような雰囲気。

もし、「彼ら」の中に、

自分の家族・親族・ごく近い友人がいたら、

同じようなことを同じような言い方で言えるだろうか?

 

反原発デモがずっと続いている。

それが、これからの選挙にどう反映されるのか?

結局は、どの政党が選挙で勝つかで

その後の政策が決まるわけで、

「野田退陣」と言っていてもなぁ・・・

 

原発依存を減らすということでは

どの政党も似たり寄ったり。

はっきり、反原発をうたう政党が選挙で勝つかは???

 

だいたい、あの60年安保、70年安保、

学生運動・社会運動があれだけ盛り上がっても、

選挙では、常に自民党が勝利。

 

運動にディープにかかわる人と、一般国民の乖離か。

 

今回は、ごくごく一般の国民が反応しているので、

様子は随分違うのでしょうが。

 

ただ、

即座に原発廃止というプロパガンダを見せられても、

民主党のなんちゃってマニュフェストと同じじゃ、

後世に問題を残すだけ。

後世につけ回しするんじゃ、原発と一緒。

 

熱いハートと冷静な頭が感じられるものを

名前はマニュフェストでも綱領でもなんでもいいから、見てみたい。