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とみーのにっき&おえかきちょう

あにゃまる探偵キルミンずぅ 第9話「屋根裏の白い恐怖!?」

2009年12月03日 | 視聴済アニメごった煮
ロボット三原則ならぬ、キルミン三原則出てきた。

そんな今回のお話は…
いつものように言い合いをしてルミコ先生にしかられたリコとケン。
ケンは店のお肉を届けた中華料理店から最近ネズミがいなくなったと聞いて、とても気になります。
中華料理店の屋根裏に忍びこんだケンは・・・・・・。
以上公式のあらすじ。

お話は上記あらすじ通りで、中華料理店に住み着いているネズミがいなくなったことを調べていると、
そこに逃げだしたペットの白蛇が住み着いていて……な話なんだけど、
本当は冒頭に書いた「キルミン三原則」を紹介するためだけのお話だったりする。
しかし、その三原則を説明するだけなら数分で終わってしまう所を、ネズミの話や、逃げたペットの白蛇の話、
そしてカノンママの計画進行具合などを絡めて、上手く1本のお話を作っているという点でよく出来ているのではなかろうか。
そういうことを考えると、お話はとても丁寧に作ってあるような気がします。

とまぁ、お話のメインとしましてはネズミとヘビの関係性を示しただけなので特に何もなく、
やっぱり本来言いたかった「三原則」についてふれるべきであろう。
さて、その三原則が以下。
第一条 キルミンを使って動物、人間等に危害を与えてはならない。
第二条 むやみに人前で変身してはならない。
第三条 完全変身した場合、99分以内に元に戻らなければならない。
上記を読む限り、ロボット三原則みたいな絶対的なものとは違い、単にじじいからの注意事項って感じですが、
第三条だけはどうもやってはいけないことのようで、今回99分近くまでネズミに完全変身していたケンが、
途中から自我を失いネズミとして行動していたことから、それ以上の変身は本当の動物になってしまう、ってのが大体の所だろう。
それはキルミン自体の効果なのか、それともアニマリアン因子の活性化を押さえられないのかは不明だが、
とりあえずは、亀のじじいはそれで戻れていないわけなのだな?どうやら酔狂で亀をやっているわけではないようだ。
と、するならばだ。キルミンがアニマリアン因子をなんちゃらして、
マリアンヌおばあちゃんの言う生物逆進化をさせているのだから、完全に逆進化したとして、その後に人間には戻れないということか。
まぁ、そういうよりかは完全に動物になってしまうわけだから、知能的にも人間に戻るということ自体を忘れてしまうのかもしれん。
そう考えると、キルミン状態、いわゆる着ぐるみ状態は緩衝剤みたいな役割なのかもしれんなぁ。
と、ここまで考えておいてなんだけど、それだとカノン達のことが今ひとつ釈然としなくなってしまうな。
彼らは元が動物みたいだけど、よく考えてみたら彼らの事ってどうも革命を画策しているという事が分かっているだけで、
それ以外の事はよく分かっていないんだよなー。

ともあれ、キルミンやカノン達アニマリアン、前回出てきた第三勢力など、お話的には結構謎だらけだが、
メインを日常パート(?)に見せかけて、それらの謎を小出してしていて、
お話の作りとして興味を引くように作っているのは好印象だ。最終的にそれらをどう持っていくのかが楽しみですな。


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