(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

翠星のガルガンティア 第5話「凪の日」

2013年05月12日 | 視聴済アニメごった煮
チェインバー見てあ~る君思い出した(笑)。

 そんな今回のお話は…
 「ヒディアーズを全部倒したら、銀河同盟はどうするの?」「レドさんは、どうするの? その目的が達成されたら」――。ベベルにそう問われたレドは、ガルガンティアで仕事を本格的に探そうとする。
 「俺にできること、教えてくれ」とエイミーに協力を頼んだレドは、漁業、農工業、サルベージ業といったさまざまな職業を紹介してもらうものの、これといったものは見つからない。
 そんな時、突如、ガルガンティア船団全体が航行を停止した。何事が起きたのかと怪訝なレド。そこに現れたピニオンに誘われるままレドはついて行く。
 船団が止まったのは、風がやむ「凪」の日だから。「凪」の日は波がおさまるため、船団を停止し船体を修理するのだという。
 つまり修理屋以外にとってはちょっとした息抜き。ピニオンはレドやエイミーをバーベキューパーティーに誘いにきたのだった。
 既に会場にいたサーヤ、メルティも加わり、水着になって泳ぎ始めるエイミー。パーティーの準備は順調に進んでいるかに見えたが……。
 以上公式のあらすじ。

 お話は割とお賑やかしな感じ。水着回だしなー(笑)。
 内容的にはほぼ無く、あらすじにあるように「凪の日に焼き肉パーティーやる」の巻と言った様相だ。

 とは言っても一応物語的には見せなければならないこともあって、それはけっこう船団に馴染んできた感のあるレドではあるけれど、彼にはまだ船団で適応する仕事が見つからず、積極的に「仕事探し」をする様子を見せ、前回に書きましたように、彼がこれまで思っていた「生きる」とは違う、この地球での「生きる」を朧げながら感じ始めている様子を見せている。
 しかしまだ、前回判明したレドの作っていた笛も、音が出ないのならば意味がないとし、仕事のない自分もこの船団において意味を成さないとして「仕事探し」に奔走するのだけど、別にチェインバーに作業させて自分はラクチンしようとしているわけでもないし、前回ベローズも言っていたように海賊を追っ払ってくれて、荷運び役として十分機能しているチェインバーを所有し、それでも尚、自分自身が役に立ちたいと仕事を探しているのだから、船団の皆さんとしてはそれなりに彼はもう役に立っているのだ。
 最初はエイミーたちだけのパーティーであったはずが、最終的にはたくさんの人が集まってきたことを考えれば、レドが船団の皆さんにどのように思われているかが知れようというものだ。(まぁ肉に釣られたこともあろうが/笑)
 まぁレドは、このままずっと何もしないわけにはいかないであろうが、船団の皆さんは温かく彼を見守っている。という所も見せて、この物語の最初とは随分とレドと船団の関係を表しているのだろう。

 それとピニオンに上手いこと使われて焼き肉のタレを取りに行かされたレドでは、アバンでエイミーから仕事はお互いがお互いを支え合うことだと教わる前フリがあって、わけも物も分からぬままのお使いであったが、タレを取ってきたことが「みんなの役に立った」と理解し、ただ単に労働することだけが「役に立つ」ということなのではないことを、レドは朧げながらも感じ取ったのではなかろうか。
 エイミーからの「みんなの為にがんばってくれてありがとね」との言葉に、何も分からないまま言われたことをしただけのレドが「オレガ……ミンナノタメ?」と驚いた表情を見せ、おかげでみんなおいしい焼き肉を食べられたと続けるエイミーの言葉に、はっとした彼の表情から、役に立つとはどういうことなのか彼が感じ取ったとよく分かる。
 きっと今回のお話で一番見せたかったのはこれなのだろう。理解度が上がってまた心境の変化が出たであろうレドが、これから船団で何をしていくかを気にさせてくれる。

 その他気になった所としては、まず冒頭に書いたことですが、電気が止まって肉が焼けなくなったので、太陽熱を浴びてこんがりとしたチェインバーの装甲で肉を焼く様子で「究極超人あ~る」君を思い出したんですよ。海行ってあ~る君の顔で肉焼いたことあったよねー(しかも油がサンオイルだったよなぁ/笑)。
 ま、それはそれとして、とりあえず女子の水着に着いても語っておかなければならない、ような気がする(笑)。
 意外と皆さん布面積の小さい水着だったのはちょいと意外でありました。お約束的に「恥ずかしがる」ことがなかったので、あんまりいやらしさは感じませんでしたなぁ。まぁそれは別にどーでもいーんですけど。
 個人的にはエイミーに日焼け痕がなかったので、あの肌の色がなんなのかよく分からなくなってしまった。弟のベベルと肌の色が全然違うので、外にいることの多いエイミーは日に焼けているのだろうと思っていたのだが、あのちょっと褐色の肌が地の色ならば、ベベルは血のつながった弟ではないのかなー。もしくは腹違いとか。
 それと前回も出てきて密かに気になっていたんですが、黒い煙突みたいなタワーはなんなのかと思っていたらスプリンクラーだったんですねー。なんかもっと意味のあるモニュメントか何かかと思っていて、きっと後で何かしらに使われるのであろうと思っていたのですがアテが外れました(笑)。

 ともあれ、割とお賑やかし的なお話で、特になんにもないと言えばなんもなかったのだけど、これまでとはちょっと違う面白さがあって楽しめました。
 しかしこの物語は、どうなったら終わりになるのかが、今の所よく分かりませんな。


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