(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

紅 第4話「才物」

2008年05月02日 | 視聴済アニメごった煮
おぉ、上手くアレンジしてあるなぁ。

そんな今回のお話は…
かつて自分と銀子が通っていた幼稚園を救うため、土地の権利書を奪ったグループと交渉を行う真九郎。
しかし、その交渉の最中に、真九郎の後をつけてきた紫が相手側に捕まる。
それでも、真九郎がめげずに粘り強く交渉すると、相手グループのボスがすんなりと権利書を渡してきた。
受け取って真九郎が帰ろうとしたそのとき、紫がボスの態度が怪しいと言い出した!
怒ったグループは二人を窮地に追い込む。気絶した紫をよそに真九郎は・・・!
以上公式のあらすじ。


崩月の角をこの段階で出したのはおそらくは正解であろうな。
原作はこれが最後に出てくるもんだから、エラい面食らった記憶があるから。
それを含め、ヤクザの事務所のシーンはかなり変わっていたけど、個人的にはこっちの方が断然に良い。
それはそれとして、これまで見てきてこのアニメの特徴というか、
紫がいるときのほのぼの感とそうでない時のギャップがおもしろい。
紫を守るという仕事を請け負いながら、彼女を危険にさらしてしまった大失態から、
五月雨荘の掃除と銭湯へ行くシーン、そして真九郎の過去の話と、
割とゴロッと感じの違う言っているのにも関わらず、それが全く気にならない流れが見事。
紅香の車の中で逆上した弥生さんなんて、人に怒られてばっかりな人生の私としてはすんごい心が痛くなって、
あぁ嫌だなぁと真九郎と同調してしまうわけですよ。
学校では夕乃さんにも未熟とか言われてしょんぼりしてしまっている所に、
7歳ながらも気を使ってくれる紫ですから、こう、なんというか癒されるとかとはちょっと違うんだけど、
なんと言いますか、まだ真九郎はやっていけるぞ、ありがとな紫って感じになるわけですよ。
と、失態から真九郎に感情移入させておいて、彼の過去の話では一歩引いて客観的に見れるような作りになっていて、
21分30秒、すごく入り込んで見ている事が出来ましたよ。
すごいブツ切れ感を感じさせてくれるアニメもある中で、これは上手く作ってあるなぁと感心した。

さて、個人的に好きなシーン。
基本的に紫が出ている所はみんな好きです。紫は実に子供らしくて良いなぁ。
特に銭湯のシーンは秀逸ですな。いや、別にようじょの裸の事を言っているのではありません。
数を早く数えちゃうのとか可愛らしいじゃないですか。
あと銭湯帰りに真っ直ぐ歩かないのとか、よく見てるなぁとか思う。
紫以外ではやはり闇絵さんか。
窓から突然ガッと出てきてさっと去る。あのタイミングが説妙に可笑しいです。

そして柔沢の犬めっ!と言われて犬ですっ!と答える今週の弥生さんですが、真九郎の失態にキレてましたね。
すいません弥生さん。怒られっ放し人生を送っているものとしては、あーゆー言い方ちょー怖いです。
そーいえば紅香さんが弥生さんがガチ百合なのかもしれないような発言しておりましたな。
おぉ、なんかますます気になって参りましたよ弥生さん!監視がんばってください。