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肺気腫

2020-06-03 |   ー病気を知るー
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 肺気腫とは、本来の肺構造が破壊されて空気がたまってしまい(気腫)、うまく息を吐けなくなってしまう病気を指す。原因の多くは喫煙であり、たばこに含まれる成分によって正常な肺組織が破壊されることで病気は発症する。

 肺気腫を発症すると少し歩くだけでも息苦しくなり、日常生活のちょっとした動作にも支障をきたすようになる。肺組織が破壊されて空気がたまることで、心臓に負担もかかりやすくなり心不全を合併することもある。

 現在の医療をもってしても一度壊れた肺組織をもとに戻すことは困難であり、残された肺組織をうまく利用することを目的として、内服薬や吸入薬、酸素吸入などを中心とした治療介入が行われる。また、喫煙が密接に病気の発症に関わっているため、禁煙を行うことも必須であるといえる。